FC2ブログ

千葉県鋸南町へ行ってきました。

田口です。

おとといから千葉県鋸南町へ行き、2日間、活動をさせてもらいました。

先日行われた「イシノマキにいた時間」呉公演公開ゲネプロのスタッフとして、鋸南町でボランティア活動中の方々が、なんと呉まで来てくれていました。シゲさんはもちろん、石倉さんも鋸南町へ行っていたので、来てくれたみなさんとは知り合いでしたが、僕は呉で初めましてでした。

みんなでご飯を食べている時に、僕も鋸南町行ってもいいですか?と伝えると、快く受け入れてくださり、僕が東京に帰ってからも、僕が行ける段取りなど鋸南町で行ってくださっていました。




朝、新宿からバスに乗り鋸南町へ。1時間20分ほどで最寄りのバス停留所のハイウェイオアシス富楽里に到着し、お迎えに来ていただいて、そのまま活動場所まで送ってもらいました。

呉に来てくれたボランティアのみなさんとは4日ぶりの再会で、初めましての方も数名いらっしゃいました。地元の方や川崎から来られた方たちでした。ご挨拶をして活動開始です。

(ここから現地の状況や活動風景を撮って伝え・・・たかったのですが、活動をしながらさらに屋根に人が登っての活動となる場所で、僕自身余裕が無く、ちょっと手の空いた瞬間に撮った写真ばかりですが、ご了承ください)




DSC_7170.jpg

今日は、一度ブルーシートで雨漏りを防いだ屋根が、強風やブルーシートの劣化により再び雨漏りをしてしまったお宅の屋根の補修です。

DSC_7175

みなさんは安全第一で、屋根に登り状況を見て活動を始めます。僕から見たらいとも簡単に登って活動しているように見えますが、後で聞いたら、屋根上での活動は鋸南町に来て初めてやったという人が多かったです。屋根工事の経験があるボランティアの上野祥法(よしのり)さんにしっかりご指導してもらい、みなさん屋根上での活動ができるようになったようです。

僕はというと、下で土嚢を運んだり、材を上の人に渡したり、ブルーシートを切ったり畳んだり広げたり、けっこう大忙しでした。普段は主に屋根下で活動されているミホさんにご指導いただきながら、屋根上からの要望に応えられるように動いていましたが、しばらくするとミホさんまで屋根に登り始めました。

いや、下、僕、一人なんですけど。

すると上から「すみません、げんのうくださーい」の要望が。

げんのう・・・げ、げんのう?

あたふたしてますと、ミホさんから「かなづちです!」と。

またひとつ勉強になりました。





お昼は海でお弁当。

DSC_7177.jpg

南総のソウルフード、イカ&チャーシュー弁当。海を望みながらみんなで食べるご飯はまた格別です。




昼食後、今回の活動場所のリーダー勇太さんから「ぐっち〜、屋根登りましょう!」と。
「えっ?しょ、初日ですけど」
「大丈夫!」
「はい。。。」

安全ブーツから地下足袋へと履き替えると

DSC_7179.jpg

一気に鳶感が出ます。



そして、屋根に登る上で重要なハーネスと呼ばれる腰と太ももに身につけ安全ロープを取り付ける装備品がありますが

DSC_7180.jpg

3人がかりで
「MAX?これでMAX?」
「ぐっち〜以外と足細いよ」
「腰の方は?」
「太ももの方は大丈夫」
「腰んとこ腰んとこ」

命を守ってくれる装備品ですから、しっかり固定しなければいけませんし入らなかったら登れません。

DSC_7186.jpg

無事装備することができまして、安全ロープも取り付けられました。いよいよ屋根に登ります。




一歩一歩丁寧に登り屋根上へ。

DSC_7189.jpg

人生初の屋根上で足が震えました。

DSC_7187.jpg

下から運ばれた土嚢を定位置に置いて、ブルーシートが飛ばないようにします。体勢も思い通りに行かず踏ん張りも効かないので腕や肩の力のみで重しとなる土嚢を運ぶのは、初心者の僕にはなかなか大変でした。他の人はほいほいやっておりました。さすがです。

屋根から降りて、終盤は再び土嚢やガラを運んだり、ハシゴを抑えたり。下の活動もまた、大変で重要な任務だと肌で感じました。この日の活動は終了。1日では終えることができなかったので、翌日に持ち越しです。ご丁寧に頭を下げて「ありがとうございました」とおっしゃってくれたお母さんに、「また明日来ます」と伝え、拠点に戻りました。






翌日。快晴。

DSC_7198.jpg

この日は前日に補修した屋根の仕上げです。

DSC_7200.jpg

みなさんは屋根に登り、僕は下でやれることをやりました。午前中でこちらのお宅でできる補修は終わりました。前日同様何度も頭を下げるお母さん。僕らが車に乗り込むまでずっとその場でお見送りしてくださいました。





お昼を食べた後、大黒山展望台に連れて行ってもらいました。

DSC_7207.jpg

風もなく穏やかな天候の中、鋸南町を一望できるここからの風景。屋根がブルーシートのままの家がまだたくさんあり、台風の強さと怖さ、ここに住む町民の方々の苦しみを改めて思い知らされる時間でした。

一方、同行してくれたみやこさんはここからの風景を見て「ブルーシート減ってる!うれしい!」と心から喜んでいました。発災後から鋸南町で活動を続けてこられたみやこさんにとっては、ずっと見てきたこの風景の今を見て未来が見えた時間だったのではないかと思います。




展望台を降りて、2軒目の活動場所へ。ここで広島から小玉さん合流。佇まいが頼もしい。

DSC_7215.jpg

こちらのお宅も以前敷いたブルーシートが剥がれ、土嚢袋も破れてしまい、雨漏りが激しく、部屋の中にもブルーシートをして生活をされているそうです。小さなお子さんもいらっしゃっるお宅で、環境面衛生面も心配されます。ブルーシートと破損した瓦を外し、この日は雨漏りした箇所をこのままにして乾燥させて翌日補修することになりました。小玉さんのわかりやすい説明と喋り方、佇まいに、愛と信頼を感じます。住人の方も小玉さんの「明日、雨漏りしないように張りますけぇ」の言葉に安心されていたご様子でした。




この日の活動は終了。僕のバスの時間までまだあったので、ご飯に連れてってくれました。

DSC_7239.jpg

DSC_7243.jpg
地元のコロッケ屋、「3103コロッケ」さん。シゲさんがブログでも紹介しておりましたもので、実は今回の活動中さりげな〜く「コロッケ食べたいなぁ〜」とおねだりしておりました。やっぱり、その土地のことを知るにはその土地の食べ物を食べないわけにはいきません。



DSC_7249.jpg
このお店ではカレーも提供しておりましたので、カレーセットをいただきました。コロッケもうまい、カレーもうまい、海沿いのロケーションも良い。そして、共に活動させていただいたみなさんと一緒にご飯を食べれるという時間がたまりませんでした。



最後は小玉さんオススメのスポット。

DSC_7229.jpg

夕日と松と海と富士。夕日が沈むのをゆっくり眺めました。




たった二日間だけの活動でした。一緒に活動させてくれたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

東京に帰った翌日、腕と背中と太ももが筋肉痛になりました。筋肉痛は2日で治ります。でも、壊れ傷ついた家はすぐには直りません。直したくても直すことのできない事情もあります。屋根の上から見た風景、大黒山展望台から見た風景、車の助手席から見た風景もあります。まだ頭から離れません。なんとかもう一度鋸南町に行けないか、今、模索中です。




田口智也




14 : 57 : 49 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

広島呉公演公開ゲネプロ

「イシノマキにいた時間」広島呉公演が延期と決定したのは、本番3/1の2日前の2/28でした。それまで悩みに悩んで、一度は開催を決めましたが、最終的に"延期"という苦渋の決断をしました。

昨年12月の公演決定から3ヶ月という短い準備期間の中で、コミサポひろしまの小玉さんや後輩の土井さんはじめ、宣伝してくださった広島のみなさん、今回の公演でスタッフとして関わってくれて広島と東京で連携して活動してくださった方々。多くの方々に支えられて公演の準備をしてまいりました。

延期という形になりましたが、この公演に関わってくださった方々はこの逆境を跳ね返すパワーを持っています。振替公演に向け、また一丸となって突き進んでいきたいと思います。

実は
小玉さんはじめ、関わってくださった多くのスタッフのみなさんは「イシノマキにいた時間」をまだ観ていなかったのです。「笑って、泣ける、、、らしい、から観に来て!」と、まだ観たことのない作品を信じて、宣伝活動してくださっていました。

なら観てもらわなければ!

そこで今回、「公開ゲネプロ(本番同様に舞台上で行う通し稽古)」という形でスタッフさんにこの作品を観てもらうことにしました。観ていただいたのちに改めて振替公演を行う際、ご自身の思いを込めて声をかけてもらえれば、その思いが伝わるのではないかと。

という訳で、延期を決めた2/28もいつも通り稽古をして、翌29日、広島へと向かいました。




DSC_7134.jpg

広島空港到着。


DSC_7145.jpg

会場の新日本造機ホール到着。

DSC_7141.jpg

DSC_7158.jpg


北海道から強力助っ人太田工場長と、音響の淳さんも駆けつけてくれました。


DSC_7149.jpg

DSC_7151.jpg



そして、公開ゲネ開始。



1583141833854.jpeg

入場されたスタッフ関係者の方々にはマスク、アルコール消毒を徹底してもらい、できる限りのコロナ対策をしてもらいました。マスクによって(それもなかなか強力なマスク)観劇中も息苦しさや不安など拭えない環境だったと思いますが、関わってくださった多くの方々に「イシノマキにいた時間」を観てもらえて本当に良かったです。


今回チケットを買ってくださった方々にはご入場していただくことはできませんでしたが、振替公演のその時まで待っていてください。そしてお手元のチケットは大事に保管しておいてください。



DSC_7147.jpg


必ず行きますから。




田口智也



23 : 30 : 23 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

「イシノマキにいた時間」公演延期について

お知らせです。

この度、新型コロナウイルスの影響により、3月1日「イシノマキいた時間」広島呉公演、3月6日の鹿児島での吉俣さんチャリティライブ及び「イシノマキにいた時間」鹿児島公演が延期となりました。

チケットご購入、お申し込み、また、ご検討くださっていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたします。
さらに、公演直前での決定・ご報告となってしまい申し訳ございません。

中止ではなく延期ということで、日程を調整し、万全を期して、皆様に安全にご観劇していただける環境を整えて、お迎え出来ればと思っております。




以下、福島カツシゲさんの広島呉公演延期についてのコメントです。


3月1日広島呉公演は、延期とさせていただきます。


この結論に至るまで、とてもシンドイ時間でした。舞台をやると決まってから3ヶ月という短い時間に、走り回ってチケット販売してくれた人、舞台の運営をバックアップして対応してくれた人、そして何より見たことのない舞台にチケット代を払って心待ちにしてくれていた呉の皆さん、広島の皆さん、全国の皆さん、こんなに急に申し訳ありません。



休みをとって予定を立ててくれた人たちがいることも知っています。単にチケット代だけでなく、交通費や準備までにかけてくれたお金や時間、本当に申し訳なく思います。



それでも、見えない不安と疑心暗鬼の中で、今、この舞台をどうしてもやらねばならない理由があるかと言われると、僕の中では少なからずあるのですが、それは、この状況では、ただの自己満足でしかなく、それよりも延期という形を取らせてもらって、改めて呉の皆さん広島の皆さん、そして全国の皆さんに見てもらえる準備をしようと思います。



もちろん、チケットに関しては、延期の日程が出た時点で、振替、もしくは払い戻しをさせてもらいます。それまでは、どうぞ、大切にお持ちになってください。よろしくお願いします。



学校が突然休校になり、お母さんたちは大変だと思います。イベントが中止になる一方で、満員電車に揺られてる事に疑問と不安を抱えてる人も多いと思います。



最後になりますが、エンタメ業界は悲鳴を上げています。アーティスト、役者、芸人以上に、そこに携わってくださってる裏方のみなさんは、更に大変な思いをしてると思います。もちろん、飲食やサービス業、観光業、そうですね、みんなですね。みんなが悲鳴を上げています。簡単に頑張りましょうなどとは言えませんが、切り抜けましょう。
 


今回の決定、どうかご理解ください。  福島カツシゲ



追伸:問い合わせなどありましたら、メッセンジャー、また【イシノマキにいた時間】のHPの問い合わせからお願いします。


18 : 48 : 19 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

鹿児島公演決まりました。

3月6日(金)
鹿児島において、【イシノマキにいた時間】を上演させていただきます。

音楽家の吉俣良さんが毎年3月に行っている鹿児島でのチャリティライブが今年で10回目を迎え、ライブ後に【イシノマキにいた時間】を上演させていただけることになりました。

吉俣さんは【イシノマキにいた時間】の全国公演の足がかりとなる2012年の鹿児島公演から、全国での公演に駆けつけてくださり、ご自身の被災地への思いをピアノの音色に乗せて届けてくださいました。

今回は、吉俣さんの「この舞台をまた鹿児島の人に届けたい」という思いから、チャリティライブの後に上演させていただきます。

入場無料です。
ただし、事前申込み、招待チケットが必要になります。


~第10回 3.11東日本大震災からの復興を願って~『吉俣良 チャリティライブ』&演劇『イシノマキにいた時間』

【日時】2020年3月6日(金) 18:30~
【会場】かごしま県民交流センター 県民ホール
【料金】無料(但し招待チケットが必要)
【出演】福島カツシゲ、石倉良信、田口智也/憲真(書家)、吉俣良(Pf)


こちらから応募できます

https://www.kts-tv.co.jp/blog/event/72373/

鹿児島のみなさん、ご応募お待ちしております!



13 : 06 : 38 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

広島呉公演

2020年3月1日(日)15時。
広島県呉市において【イシノマキにいた時間】やらせていただきます!


80527590_568146053747220_5441754865753653248_n.jpg

80224294_477301032927877_5198482029708050432_n.jpg

シゲさんと共に千葉県鋸南町でボランティア活動をしている、呉市在住、「コミサポひろしま」代表の小玉幸浩さんが、「呉市でイシノマキにいた時間を!」という熱い思いから、この度、初の広島公演が実現しました。

これまで全国各地で公演させてもらいましたが、そのどれもが「地元の人に観てもらいたい」という熱い思いで実現してきました。その思いこそがこの舞台をやれる源だと思っています。

今から1か月程前に急遽企画が浮上し、そこからあっという間に会場が決まり、日程が決まり、それはもうものすごい勢いでした。まだお会いした事のない小玉さんの人となりがちょっと見えた気がします。

とはいえ、準備期間はおよそ3か月。短期間でやる事はてんこ盛りですが、シゲさんの言う「勢い」を落とさず、むしろ増し増しで3月1日まで駆け抜けたいと思います。

強力な助っ人も続々と参加してくださっています。

あとはみなさんに観に来てもらうだけ!

中高生は1,000円、小学生は無料で観ていただけます。みなさんのお子さんやお孫さん、甥っ子姪っ子、近所の子供達などなど、こぞって観に来ていただけたらと思います。また、呉市をはじめ、県内、隣県、中国地方や、瀬戸内海の島からも!あなたのお越しをお待ちしております!
さらに、近くに家族とか親戚とか知り合いとかいるよという方、是非お声をかけていただき、後方支援よろしくお願いします!


●舞台 イシノマキにいた時間 広島呉公演

【日時】 2020年3月1日(日)
【開演】 15:00(開場14:30)
【会場】 新日本造機ホール(くれ絆ホール)
【料金】 一般2,000円 中高生1,000円 小学生無料(未就学児入場不可)全席自由
【主催】 コミサポひろしま

早速ですが、チケット発売されました。
詳細・チケット購入はこちら

是非、みなさんもこの「勢い」に乗っかってください!
よろしくお願いします!




08 : 24 : 44 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

石巻旅 3 からのいわき市

2日間の石巻旅を終え、その日のうちに福島県いわき市へと入りました。距離にして約200km、車で3時間の道のりです。



翌朝。
天気は雨。前日から雨予報は出ていたので屋外での活動は中止となっていて、今回は避難所の清掃とダンボールベッド、パーテーションを作成・設置する事になりました。



拠点となっている宿泊施設から車で移動。

25.jpg

避難所に到着。訪れた避難所はアリーナや大小のホール、会議室など数部屋あり、避難された方々の避難所として使用されていました。今日はそのうちの1つのホールで行います。

DSC_6834.jpg

それまで、床にダンボールや毛布などを直に敷いて生活をされていました。今日設置するベッドはダンボールではありますが、床から少しでも高い位置で寝る事が出来て、直接ホコリを吸わない、底冷えしない、エコノミークラス症候群の予防という衛生面・体調面でメリットがあります。
また、パーテーションを設置する事でプライバシーを守る事ができます。避難所ではやはりこのプライバシーの保護というのが一つ大きな問題になっていると思います。



まずはみんなで大掃除。土足で入っていたホールを土禁エリアにするため、念入りに掃除をします。

26.jpg

そして手探り状態でパーテーションの骨組み作業。

27.jpg

これが最初は中々うまくいきませんでしたが、徐々にコツを掴んだのか一気に作り上げていきました。


そして、カーテンを取り付け、ダンボールベッドを設置。
すると

28.jpg

このような感じになります。1人1つダンボールベッドが用意され、たとえば5人家族なら5マス分のスペースを使っていただく事ができます。また、ダンボールベッドは移動させたり重ねたり、物を入れたりできるので、ここで過ごされる住民の方たちはそれぞれのレイアウトでお部屋を作っていました。

DSC_6845.jpg

また、カーテンは開け閉めできるので、換気の際は全開に、就寝される際は閉めてプライベートの空間を守る事が出来ます。



このダンボールベッドとパーテーションの設置は、住民の方達に少しでも過ごしやすくしてもらうための物ですが、同時にここでの長期の暮らしを余儀なくされてしまうという事でもあります。ご自宅に帰れて元の生活に戻れる日が1日でも早く来てほしいと願っています。



たった1日の活動でしたが、避難所の現状を自分の目で見る事ができました。これから長期的な支援が必要になると感じましたし、全国各地で被災された地域に微力ですがこれからもお手伝いできればと思っております。




田口智也



04 : 15 : 51 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

石巻旅 2

翌朝

昨夜、石巻のウマイモノを堪能し、石森さん省一さんとの楽しい時間を過ごせたせいか、寝起きすっきり!今日も短い時間ですが石巻をぐるりとぺろりといきたいと思います。




まずは、昨日行けなかった日和山公園から。お天気は曇り。いつ雨が降ってきてもおかしくない状況で、気温もぐんと下がっておりました。

line_264409426058788.jpg

DSC_6793.jpg

9-2

日和山からの風景。
石巻へ行くと必ず訪れる場所。
来る度に風景が変わっています。
2人は設置された震災前の写真と目の前に広がる景色を交互に見ながら、ここでの人々の暮らしを想像しているのかもしれません。




こちらはカスカファッション。

20-2.jpg

のんちゃん大興奮!何度も「懐かしい〜!懐かしい〜!」と。というのも、ここは、元々カスカファッションという会社の洋服を保管する倉庫で、この倉庫も被災してしましたが、ボランティアの方が倉庫内を清掃し、当時、PBV(ピースボート災害支援センター)の拠点として使わせていただいていました。のんちゃんも僕もそれぞれボランティアに来ていた時に、ここで寝泊りをして活動に出かけていたのです。

パソコン内の画像を探していたら当時の写真が。

IMG_5616.jpg

活動に行く前に、みんなでラジオ体操するんですが、合流初日、長期で活動していたシゲさんに「田口くん前で!」と促され、仕方なく前で体操した写真です。まさに「イシノマキにいた時間」の飯田人志のよう。





さて、カスカを離れ、僕たちは石巻魚市場へ向かいました。

12.jpg

なんとこの日は、年に一度のかき祭り!

13.jpg

会場に着くと、大勢の人で賑わっています。

13-1.jpg

テント裏へ行ってみると、主催者である石森さんと若手牡蠣漁師の皆さんがプリップリの牡蠣を絶賛調理中!

13-2.jpg

その先には牡蠣を求め長蛇の列が!



遅れをとってはいけない!さっそく僕たちもいただきます!
まずは汁物から!

16-1.jpg

海苔かき汁!(あれ?かき写っていませんが5〜6個入っているんですよ!)

で、ご飯物!

15.jpg

かきごはん!

そしてメインは!

14.jpg

蒸しがき!!!

line_264412207596391.jpg

16-2.jpg

かきフルコースに2人も大満足!

DSC_6802.jpg

石森さん「うめぇか?」
てんちゃん「うめぇ!うめぇ!」
石森さん「うめぇだろ!」
てんちゃん「うめぇ!うめぇ!」

うめぇだけで会話。




フルコースをいただいた後、会場ではちょうど渡波の獅子風流が披露されていました。

17.jpg

太鼓の音が小気味良く響き

19.jpg

石森さんが世界一と唸る獅子舞の登場!

20-1.jpg

獅子舞に睨まれビビる石森さん!

line_264412655656079.jpg

そして噛まれる。
見事な演目に拍手が鳴り止まない。伝統を守る姿、とてもかっこよかったです!



そして、ここでもう一度、かきのフルコース!といきたいところでしたが、まだまだ行きたい場所も食べたいモノもあるので、後ろ髪引かれる思いで会場を後にしました。




到着したのは雄勝町。まずはお食事処「洸洋」さんをぺろり!
今日は鮭好きの僕にはたまらない、サーモンいくら丼!

21.jpg

のんちゃんてんちゃんは、雄勝湾カレーをシェア!

21-3.jpg

ウマイモノを食べながら、店主の上山さんとのお話することが楽しいし、雄勝の現状やこれからのこといろいろお話してくださいます。洸洋さんへ来るといつも元気をもらえるんです。






雄勝では、防潮堤の建設が進み、道路と海が完全に遮断されてしまっている状況で、雄勝湾をぐるりと囲んでいます。

21-1.jpg

21-2.jpg

雄勝だけではなく、多くの浜で防潮堤が建設されていますが、先日の台風では、山側から流れ出した水が防潮堤の扉を閉めていたことにより水の逃げ場が無く、なかなか水が引けなかったといいます。雄勝町でも孤立状態が続いてしまっていたという状況だったそうです。

上山さんは物腰は穏やかで、でもしっかりと未来を見つめ、「まず避難所をちゃんと作らないと」とおっしゃいます。たしかに、津波に壁で応戦するのではなく、すぐ避難できる場所やルートの確保をすべきなんだなと感じました。特に年配の方や、すぐに避難できない方達の避難方法など課題はたくさんあると思いますが、また、この豊かな海との共存ができる暮らしが町に戻ればいいなと思いました。





雄勝を後にした我々一行はトヤケ森山、通称馬っこ山へ向かいました。

22.jpg

旧北上川と石巻市街地を一望できるスポットです。あいにくの曇り空ですが、それでもこの絶景は見応え十分!旧北上川のこの曲線、たまんないっすね!

23.jpg

360度石巻を望むことができます。

24.jpg

2日間という短い時間で、拙い僕のアテンドでしたが、2人は石巻を目と鼻と耳と舌と、もう体全身で感じてくれたと思います。まだまだ連れて行きたい場所、食べてほしいウマイモノ、会ってほしい人、聞いてほしい事、知ってほしい事、たくさんありますが、それはまた次回のお楽しみという事で!もうすでに2人は石森さんと次回の石巻訪問の約束をしたらしいです(笑)


最後は、いしのまき元気いちばでお土産を買って、福島県いわき市へ向かいます。



つづく





16 : 47 : 25 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

石巻旅 1

お久しぶりの田口です!

前回の更新から3ヶ月も経ってしまいましたm(_ _)m
季節は夏から秋を越え、一気に冬になり、牡蠣の季節です!
プリプリの牡蠣、食べたいな。
というわけで、先日石巻へ行ってきました。


今回は1人ではなく、なんと一緒に行ってくれる仲間が!今年8月、ピースボートさんの日本一周船旅の船内企画で「イシノマキにいた時間」を、石巻で上演させていただきましたが、その船に一緒に乗船したピースボートさんのスタッフである、岩上望さん(のんちゃん)と右田典子(てんちゃん)と松村真澄(まっすん)さんが同行してくれることになりました。3人は石巻での公演を終えても石巻の港までしか降りることができず、「石巻を堪能できなかった!行きたい!」ということで、4人での石巻旅が計画されたのです。


本当は10月11日に車で出発する予定でしたが、出発する日、大型の台風19号が日本列島を直撃しました。それぞれ仕事で忙しい中スケジュールを組み、石巻の宿も予約していたので、何とか強行できないものか、何度も協議を重ねましたが、近年稀に見る大型の台風であること、「石巻に到着しても宿から一歩も出れねえぞ」と助言してくれた石巻の漁師さんのお言葉、そして何より、命に関わる危険な走行になる恐れがあることを踏まえ、その時は断念という決断をしました。


台風の被害は凄まじく、全国各地で甚大な被害が出ています。僕もシゲさんも石倉さんも各地に活動に行かせてもらいましたが、まだまだ人手が足りない状態が続いています。活動については、また詳しく書きたいと思います。


みんなのスケジュールを再度調整し、改めて、11月22日に石巻へ行くことが決まりました。2泊3日の石巻旅。各地でボランティアが足りないと言われている中、3日あったら被災地に出向き活動をしたほうがいいのかなとも思いました。ですが、8月、石巻の港にしか降りれなかった、前回の予定も台風で断念、そんな3人にやっぱり石巻に行って、石巻を知って感じてもらいたいと思い、今回、石巻へ行くことを決めました。そして石巻の旅程を少々縮め、帰りしな福島県いわき市へ行き、たった1日だけですがボランティア活動をさせてもらおうと提案すると、3人は快く受け入れてくれました。


ですが、今回、まっすんさんが急なお仕事が入り、どうしても行くことができなくなってしまったので、のんちゃんてんちゃんたぐちゃんの3人で行くことに。


そんなわけで東京→石巻→いわき→東京の旅スタート!!





11月22日 午前7時
まっすんさんにお車をお借りして出発!東北自動車道をグングンと進み、途中2箇所のS.Aで休憩を挟みつつパンをつまみつつ約5時間ほどで石巻に到着。まずは女川へと向かいました。

1

地域医療センターから眺める女川の風景。
テレビやネットで見てきた女川の被害。
新しく生まれ変わろうとしている今の女川。
2人は何を感じたでしょう。




そして、そこからすぐ近くの女川駅前にあるハマテラス内のお魚いちば「おかせい」へ。堂々たるキャッチコピー

1-2.jpg

さしずめ僕は浦島太郎ってところでしょう。

3

こちらが竜宮城からの贈り物、女川丼!

2

2人もテンション一気に上がる上がる。女川丼はもちろん、添えられたあら汁も出汁最高なのであります。「おいしい!最後までおいしい!」と2人を唸らせた女川丼とあら汁。まさに竜宮城でございました!




竜宮城を後にし、雄勝方面へ。
途中、石倉さんのパワースポット(僕にとってはノーパワースポット)であるコケ壁出現!

4

「マツコの知らない世界」という番組でも紹介していたコケ壁。のんちゃんてんちゃん大興奮(たぐちゃんノー興奮)。
カラッカラのコケに水をあげると蘇るという生態をてんちゃんが実験。

_20191129_175614.jpg

蘇ったコケにてんちゃん再び大興奮!




雄勝は、翌日改めて行くと決めていたので、雄勝経由で大川小学校へ向かいました。

5

6

7

本来児童たちが避難場所にしていた裏山からの風景。
僕も何度かここを訪れていますが、見る度に言葉を失います。
2人も言葉少なにただじっと、小学校を眺めていました。





大川小学校を後にした我々は、追分温泉へと向かいました。

line_264396827222231.jpg

色付き始めた紅葉を横目に車を走らせ

8-1.jpg

追分温泉到着。

DSC_6787.jpg

庭の池に奇跡的に出来た(であろう)コケ小島にも反応を示すのんちゃんてんちゃん。

8-3.jpg

入浴後は、ちょっとくつろぐ。早朝からの移動で疲れているとはいえ

line_264401421967594.jpg

くつろぎすぎではありますが。




日も暮れ、この日の移動は終了。夜は、浜の大将・石森さんと、カメラマン・鈴木省一さんと一緒にお食事。

8-4.jpg

お2人からしか聞けない話をたくさんしてもらい、そして美味しい石巻料理を堪能。楽しい夜はあっという間に更けていきました。





つづく





15 : 37 : 04 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

2019石巻公演 その3

8月21日
いよいよ、石巻での「イシノマキにいた時間」本番当日。

朝7時。石巻。
デッキで様子を見守る二人。

季節感3

ダウンジャケットと、半袖短パン。
季節感のない二人、おそらくどちらも不正解でしょう。




石巻港が近づいてきました。

入港8





いよいよ入港。
ここからは、写真家・鈴木省一さんが撮影された写真です。

入港3

石巻側から見るオーシャンドリーム号。



入港4

大漁旗を携え、待ち構える男の背中。


PB-0041.jpg

入港5−1

そして大漁旗によるダイナミックなお出迎え。




入港6

PB-0068.jpg

雄勝町伊達の黒船太鼓の圧倒的な律動。



PB-0048.jpg

壮大な歓迎に目を奪われます。




入港7

乗船の皆さんはツアーに参加したり、レンタカーを借りて1日石巻を巡ります。
見て、食べて、感じて、お土産だけじゃない何かを持って帰ってきてもらいたいです。





船内では、舞台の本番に向け大忙し。
東京から吉俣さんもご多忙の中、駆けつけてくださいました。
そしてついに本番。




舞台5

PB-0212.jpg

PB-0215.jpg

初めて観に来てくれた方、再び観に来てくれた方、前回の石巻公演や仙台公演の実行委員の方々、そしてあの頃一緒に活動していた方達など、500人を越す人たちが石巻で行われた「イシノマキにいた時間」を観に来てくださいました。

最後のスライドで映し出される写真のラスト9枚は写真家・鈴木省一さんが撮影した「今の石巻」です。
シゲさんのブログでも書かれていますので、ぜひ読んでみてください。
そのスライドと共に、吉俣さんが「添歩み(そゆみ)」を演奏してくださいました。
美しいピアノの調べにご自身の石巻への思いを乗せて。





舞台が終わると、別フロアで吉俣さんのミニリサイタルが行われました。
使用されるピアノは広島寄港時に乗せてきた「明子さんの被爆ピアノ」というものです。
広島の原爆で被爆し19歳でこの世を去った河本明子さんが愛用していたピアノは、調律師さんの手によって修復され、ピアノを通して原爆の体験を伝えていきたいと願う方達によって守られてきました。
このピアノで吉俣さんが演奏されることになったのです。

吉俣さん5

吉俣さん6

ご自身の経験もお話になりながら、そのピアノから奏でられる1音1音が心に響きました。






「イシノマキにいた時間」と「吉俣さんミニリサイタル」が終了しました。これまで全国で公演をさせてもらってきましたが、2012年初めての石巻公演の時に、「全国に伝えてください」と背中を押してくださった人たちに再び「イシノマキにいた時間」を観てもらえたこと、そして今回初めて観てくれた方も多くいらっしゃったこと、とても嬉しかったです。
お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。




田口智也

17 : 39 : 36 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

2019石巻公演 その2

8月20日

航海中、波も穏やかで、酔い止め効果もあってか、ほぼ酔うことなく目覚めることができました。
隣のベッドには、酒に酔いまくりの石倉さんが、ダウンジャケットを着たまま、寝ておられます。




この日は、翌日石巻を訪れる船客のみなさんに向け、石巻の魅力を伝える企画を3つ行いました。

しんぶん

「石巻の旨いメシ」「石巻の美しいコケ」そして「ぶらり。石巻の歩き方」



まずは「石巻の旨いメシ」

食トーク

食トーク2

メシ担当の僕が、ピースボートスタッフの上島安裕さんと、以前作成した石巻ウマイモノマップを元に、石巻のウマイモノ、名産、お土産、スイーツなどを紹介させてもらいました。




次はコケ部長による「石巻の美しいコケ」

こけ2

コケ0

石巻の、と言いつつも開始からしばらくはコケの生態を学ばされます。
ただ、その講座がけっこう面白いので



コケたくさん

なんか続々と集まってきて



こけ4

メモ取ってもらうほど興味を持ってもらい



こけ5

避難訓練中の係りの人も気になって見ちゃう



でも中には

こけ6

オヤスミナサイの人も。





そして、最後は3人による「ぶらり。石巻の歩き方」
シゲさん、石倉さん、僕と、それぞれが先生となって、それぞれが石巻で見たこと、聞いたこと、感じたことを、授業形式でお話させてもらいました。

0001.jpg
全員で舞台上に上がってお話させてもらっていたので、写真がないのですが
0005-4.jpg
僕、田口が石巻の食を通じて、店主の思い、願いなどをお話させてもらい
ぶらり2
石倉さんは、コケから見えてくる、石巻の地形と歴史
ぶらり3
シゲさんは、小樽から室蘭へ向かう間に行われた「記憶と記録」の企画の続きを
ぶらり終わり
そして、この授業を受けてくださった方が、石巻に降りて見て回って、感じて、初めて始まるという思いを込めて「まだ始まってません」
初めて石巻を訪れる人も、何度も足を運んでいる人も、石巻のあの頃と今を感じてくれたら嬉しいです。




3つの企画を終え、夕ご飯を食べた後は、舞台最終稽古。
いよいよ翌日は舞台「イシノマキにいた時間」の本番になります。

開演



つづく。




17 : 55 : 31 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム | 次ページ

プロフィール

ishinomakitime

Author:ishinomakitime
(左)福島カツシゲ
(中)田口智也
(右)石倉良信

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

福島カツシゲ (264)
石倉良信 (23)
田口智也 (228)
斉藤直樹 (10)
STAFF (2)
未分類 (17)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR