広島呉公演中止のお知らせ
2020 / 12 / 28 ( Mon )
みなさんこんにちは。
いまだ世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、まだまだ終息の兆しが見えない状況であります。
ご報告が遅くなってしまいました。
今年3月に予定をしていた広島呉公演、鹿児島公演も延期になり、さらになんとか7月に振替公演ができないかと準備を進めていた呉公演も再延期。
そして、来年3月に再振替公演を予定していた呉公演の中止が決まりました。
楽しみに待っていてくださった方には大変申し訳なく、僕もとても残念です。
チケットを購入し、2度の延期でも大切に保管してくださったみなさん、申し訳ございません。チケットの払い戻しに関してホームページに掲載しておりますので、ご確認ください。
「イシノマキにいた時間」ホームページ
よろしくお願いいたします。
田口智也
無観客生配信公演
2020 / 08 / 06 ( Thu )
さぁ!劇場入りです!いよいよ劇場まで来ることができました。


浅草九劇。
4年前に開業し、コロナの影響でエンタメ業界が大打撃を受け、公演自粛が相次ぐ中、「創ること、表現することの火を消さない」ために、いち早くオンライン型演劇場としてリニューアルした劇場です。演劇は生で観てもらってこそその魅力を感じてもらえると思いますが、コロナ禍における、現在の、そして未来の演劇業界を見据え、新たにオンライン配信での事業に取り組もうとするそのスピード感はスゴイと思いました。
浅草九劇さんがそのスタートとして、劇場費無料というキャンペーンを実施し、その第一弾として「イシノマキにいた時間」を上演させていただくことになりました。九劇さんのチャレンジ同様、我々も先の見えない不安を払拭する意味でもこの新たな形の演劇にチャレンジをしたいと思いました。
劇場入りするとこの小劇場の雰囲気。懐かしいこの感じ。やっぱり劇場はいいなぁ。


仕込みも終わり、場当たり開始です。

今回は無観客生配信なので、カメラアングルやスイッチングなど、いままでの場当たりプラス配信の段取り等も確認していきます。普通の小劇場には設置されていない配信機材がズラリ!こうやって全国に配信されるんだな〜と、なんだかワクワクしてきました!
そして、場当たり、ゲネプロが終わり、いよいよ生配信本番です。

舞台上からの見慣れない光景にビビり、妙な緊張感を味わいました。
本番初日は少々トラブル等発生してしまいましたが、改善し、2日目2ステージも無事配信をすることができました。
配信という新たな演劇の形で、イシノマキにいた時間が視聴者のみなさんにどこまで届いたのか不安もありましたが、多くの方から嬉しい感想をたくさん頂戴し、励みになり、チャレンジして良かったと心から思いました。
今回の配信チケット料金2,000円のうち、チケット手数料等経費を除いた1,500円を災害支援金として被災された地域で活動しているボランティア団体にお届けします。コロナの影響で、7月に豪雨災害に見舞われた九州や山形に、県外からボランティアに行くことができず、人数も限られているため、まだまだ手つかずの状態が続いていると聞きます。今は現地に入ってボランティア活動をされている地元の人たちや団体さんを信じ、みなさんから預かった大切なお金と思いをお届けいたします。
この公演をたくさんの人に宣伝してくださったみなさん、本当にありがとうございました!
そして、イシノマキにいた時間をご視聴くださったみなさん、本当にありがとうございました!
田口智也
配信公演に向け集結!
2020 / 08 / 03 ( Mon )
初のオンライン配信に向け、稽古が始まりました。
4ヶ月ぶりの再会ですが特に感動することもなく、しょっちゅう会ってたんじゃないかぐらいのテンションでいつも通りに稽古スタート。と言っても最初の1時間ぐらいは雑談から入ります。いや、稽古しないんか〜い、と言われそうですが、この雑談が僕らには意外と必要でして、こんなことがあった、あんなことあった、どう過ごしてきたか、お菓子を食べながら(これは僕だけ)話します。この一見無駄な様で貴重な会話が4ヶ月の空白を埋めるのです。
そして重い腰を上げ、ようやく立ち稽古。
雑談とは打って変わって、白熱した稽古が続きます。

白熱してるっぽくない写真ではありますが。。。
休憩中や一度外出等すれば、頻繁に消毒します。
すると、「うわっ!」と大きな声が!


やってしまいました。ひっかけてました。一番ひっかけちゃいけないところにモロひっかけけてました。「なんやねんこれ!」とシゲさんは言ってました。が、あまりにピンポイントだったので、もしかしたら何らかの拍子で漏らしてしまったのを消毒のせいにしていたんじゃないかと疑ってしまいます。年齢も年齢だけに。
そんなこんなで稽古初日は終わりまして、稽古二日目。今回新たに参加してくださった音響の須坂さん合流で、さっそくの通し稽古です。初参加で合流初日に通せちゃうスタッフ、スゴイ。しかも台本にはないちょっとしたニュアンスもちゃんと受けて音を出してくれます。


マスクに苦戦しながら丁寧にしっかりと。
これまで全国で公演をさせてもらってきて、学校の大きな体育館や、25人ほどしか入れないとても小さな劇場、町の多目的ホール、元映画館などなどいろんなところでやってきました。なので、どこでも出来るし、どこでも伝えられる、と3人は考えています。今回の配信も僕たちが全力で伝えれば、カメラの向こう側にいる全国の人たちに届くと信じています。
いよいよ、8/4(火)本番です。
配信チケットはまだ間に合います。ご購入してくださった方は、終演後72時間配信動画を視聴することができますので、3日間ご都合の良い時にご覧いただけます。チケットご購入・視聴方法は
コチラからです。
よろしくお願いいたします!
田口智也
初オンライン上演
2020 / 07 / 18 ( Sat )
みなさんこんにちは、田口です。
3月に行われる予定だった広島呉公演、鹿児島公演が延期となり、また7月に予定していた呉振替公演も再延期となってしまい、観に来ていただく予定だった方々にお見せできないのはとても苦しい悔しい思いでいっぱいなのですが、必ず皆さんの前で舞台ができることを信じていますので、もう少々お待ちください。
そんな中、急遽、初の「イシノマキにいた時間」オンライン上演が決まりました。オンライン型演劇場として新たなチャレンジを試みる浅草にある浅草九劇という劇場で、無観客にて上演、全国に生配信をさせていただきます。

8月4日(火)19時
8月5日(水)14時、19時
の3ステージを浅草九劇から全国へお届けいたします!
全国どこからでもご覧にいただけます。ご自宅でも、オフィスでも、公園でも!なので1万人という無謀な目標たてました!



おっさん3人しか出ていない舞台ですが、これまで9年間で全国30箇所、2万人以上の方々に観ていただきました。これもひとえにたくさんの方がこの作品を広げてくださったおかげです。そして今回も全国で応援してくださっっている皆さんの拡散パワーを今一度お借りして、全国の方にお届けしたいと思っています。
本来、舞台というのは生で観てもらってはじめてその魅力が伝わるものだと思っています。しかし、この状況下、そして浅草九劇さんの「創ること、表現することの火を消さない」という熱意のチャレンジに、我々もオンライン上演の可能性にチャレンジできればと思っています。
オンライン上演のメリットを考えていたら、結構ありますね。
・家で観れる
・部屋着で観れる
・並ばない
・移動がない
・完売がない
・開演ギリギリまで他のことができる
・終演後すぐ他のことができる
・お菓子つまめる
etc
舞台を生でご覧になれない分、こういったオンラインならではの楽しみ方で堪能していただければと思います。観終わった後、そのままパソコンで石巻や被災された地域を検索して今の様子を見てくれたら尚嬉しいですね。
過去にご覧いただけた方もまだご覧いただけていない方も、この機会にぜひ観てください!
詳細は
コチラから!
チケットご購入・視聴方法は
コチラから!
ご購入されますと、アーカイブで終演後24時間視聴することもできますので、夜お帰りが遅い方も、昼間出かけっちゃってるよって方も安心!観たい時に観れます!
是非よろしくお願いいたします!
田口智也
千葉県鋸南町へ行ってきました。
2020 / 03 / 07 ( Sat )
田口です。
おとといから千葉県鋸南町へ行き、2日間、活動をさせてもらいました。
先日行われた「イシノマキにいた時間」呉公演公開ゲネプロのスタッフとして、鋸南町でボランティア活動中の方々が、なんと呉まで来てくれていました。シゲさんはもちろん、石倉さんも鋸南町へ行っていたので、来てくれたみなさんとは知り合いでしたが、僕は呉で初めましてでした。
みんなでご飯を食べている時に、僕も鋸南町行ってもいいですか?と伝えると、快く受け入れてくださり、僕が東京に帰ってからも、僕が行ける段取りなど鋸南町で行ってくださっていました。
朝、新宿からバスに乗り鋸南町へ。1時間20分ほどで最寄りのバス停留所のハイウェイオアシス富楽里に到着し、お迎えに来ていただいて、そのまま活動場所まで送ってもらいました。
呉に来てくれたボランティアのみなさんとは4日ぶりの再会で、初めましての方も数名いらっしゃいました。地元の方や川崎から来られた方たちでした。ご挨拶をして活動開始です。
(ここから現地の状況や活動風景を撮って伝え・・・たかったのですが、活動をしながらさらに屋根に人が登っての活動となる場所で、僕自身余裕が無く、ちょっと手の空いた瞬間に撮った写真ばかりですが、ご了承ください)

今日は、一度ブルーシートで雨漏りを防いだ屋根が、強風やブルーシートの劣化により再び雨漏りをしてしまったお宅の屋根の補修です。

みなさんは安全第一で、屋根に登り状況を見て活動を始めます。僕から見たらいとも簡単に登って活動しているように見えますが、後で聞いたら、屋根上での活動は鋸南町に来て初めてやったという人が多かったです。屋根工事の経験があるボランティアの上野祥法(よしのり)さんにしっかりご指導してもらい、みなさん屋根上での活動ができるようになったようです。
僕はというと、下で土嚢を運んだり、材を上の人に渡したり、ブルーシートを切ったり畳んだり広げたり、けっこう大忙しでした。普段は主に屋根下で活動されているミホさんにご指導いただきながら、屋根上からの要望に応えられるように動いていましたが、しばらくするとミホさんまで屋根に登り始めました。
いや、下、僕、一人なんですけど。
すると上から「すみません、げんのうくださーい」の要望が。
げんのう・・・げ、げんのう?
あたふたしてますと、ミホさんから「かなづちです!」と。
またひとつ勉強になりました。
お昼は海でお弁当。

南総のソウルフード、イカ&チャーシュー弁当。海を望みながらみんなで食べるご飯はまた格別です。
昼食後、今回の活動場所のリーダー勇太さんから「ぐっち〜、屋根登りましょう!」と。
「えっ?しょ、初日ですけど」
「大丈夫!」
「はい。。。」
安全ブーツから地下足袋へと履き替えると

一気に鳶感が出ます。
そして、屋根に登る上で重要なハーネスと呼ばれる腰と太ももに身につけ安全ロープを取り付ける装備品がありますが

3人がかりで
「MAX?これでMAX?」
「ぐっち〜以外と足細いよ」
「腰の方は?」
「太ももの方は大丈夫」
「腰んとこ腰んとこ」
命を守ってくれる装備品ですから、しっかり固定しなければいけませんし入らなかったら登れません。

無事装備することができまして、安全ロープも取り付けられました。いよいよ屋根に登ります。
一歩一歩丁寧に登り屋根上へ。

人生初の屋根上で足が震えました。

下から運ばれた土嚢を定位置に置いて、ブルーシートが飛ばないようにします。体勢も思い通りに行かず踏ん張りも効かないので腕や肩の力のみで重しとなる土嚢を運ぶのは、初心者の僕にはなかなか大変でした。他の人はほいほいやっておりました。さすがです。
屋根から降りて、終盤は再び土嚢やガラを運んだり、ハシゴを抑えたり。下の活動もまた、大変で重要な任務だと肌で感じました。この日の活動は終了。1日では終えることができなかったので、翌日に持ち越しです。ご丁寧に頭を下げて「ありがとうございました」とおっしゃってくれたお母さんに、「また明日来ます」と伝え、拠点に戻りました。
翌日。快晴。

この日は前日に補修した屋根の仕上げです。

みなさんは屋根に登り、僕は下でやれることをやりました。午前中でこちらのお宅でできる補修は終わりました。前日同様何度も頭を下げるお母さん。僕らが車に乗り込むまでずっとその場でお見送りしてくださいました。
お昼を食べた後、大黒山展望台に連れて行ってもらいました。

風もなく穏やかな天候の中、鋸南町を一望できるここからの風景。屋根がブルーシートのままの家がまだたくさんあり、台風の強さと怖さ、ここに住む町民の方々の苦しみを改めて思い知らされる時間でした。
一方、同行してくれたみやこさんはここからの風景を見て「ブルーシート減ってる!うれしい!」と心から喜んでいました。発災後から鋸南町で活動を続けてこられたみやこさんにとっては、ずっと見てきたこの風景の今を見て未来が見えた時間だったのではないかと思います。
展望台を降りて、2軒目の活動場所へ。ここで広島から小玉さん合流。佇まいが頼もしい。

こちらのお宅も以前敷いたブルーシートが剥がれ、土嚢袋も破れてしまい、雨漏りが激しく、部屋の中にもブルーシートをして生活をされているそうです。小さなお子さんもいらっしゃっるお宅で、環境面衛生面も心配されます。ブルーシートと破損した瓦を外し、この日は雨漏りした箇所をこのままにして乾燥させて翌日補修することになりました。小玉さんのわかりやすい説明と喋り方、佇まいに、愛と信頼を感じます。住人の方も小玉さんの「明日、雨漏りしないように張りますけぇ」の言葉に安心されていたご様子でした。
この日の活動は終了。僕のバスの時間までまだあったので、ご飯に連れてってくれました。


地元のコロッケ屋、「3103コロッケ」さん。シゲさんがブログでも紹介しておりましたもので、実は今回の活動中さりげな〜く「コロッケ食べたいなぁ〜」とおねだりしておりました。やっぱり、その土地のことを知るにはその土地の食べ物を食べないわけにはいきません。

このお店ではカレーも提供しておりましたので、カレーセットをいただきました。コロッケもうまい、カレーもうまい、海沿いのロケーションも良い。そして、共に活動させていただいたみなさんと一緒にご飯を食べれるという時間がたまりませんでした。
最後は小玉さんオススメのスポット。

夕日と松と海と富士。夕日が沈むのをゆっくり眺めました。
たった二日間だけの活動でした。一緒に活動させてくれたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
東京に帰った翌日、腕と背中と太ももが筋肉痛になりました。筋肉痛は2日で治ります。でも、壊れ傷ついた家はすぐには直りません。直したくても直すことのできない事情もあります。屋根の上から見た風景、大黒山展望台から見た風景、車の助手席から見た風景もあります。まだ頭から離れません。なんとかもう一度鋸南町に行けないか、今、模索中です。
田口智也
広島呉公演公開ゲネプロ
2020 / 03 / 02 ( Mon )
「イシノマキにいた時間」広島呉公演が延期と決定したのは、本番3/1の2日前の2/28でした。それまで悩みに悩んで、一度は開催を決めましたが、最終的に"延期"という苦渋の決断をしました。
昨年12月の公演決定から3ヶ月という短い準備期間の中で、コミサポひろしまの小玉さんや後輩の土井さんはじめ、宣伝してくださった広島のみなさん、今回の公演でスタッフとして関わってくれて広島と東京で連携して活動してくださった方々。多くの方々に支えられて公演の準備をしてまいりました。
延期という形になりましたが、この公演に関わってくださった方々はこの逆境を跳ね返すパワーを持っています。振替公演に向け、また一丸となって突き進んでいきたいと思います。
実は
小玉さんはじめ、関わってくださった多くのスタッフのみなさんは「イシノマキにいた時間」をまだ観ていなかったのです。「笑って、泣ける、、、らしい、から観に来て!」と、まだ観たことのない作品を信じて、宣伝活動してくださっていました。
なら観てもらわなければ!
そこで今回、「公開ゲネプロ(本番同様に舞台上で行う通し稽古)」という形でスタッフさんにこの作品を観てもらうことにしました。観ていただいたのちに改めて振替公演を行う際、ご自身の思いを込めて声をかけてもらえれば、その思いが伝わるのではないかと。
という訳で、延期を決めた2/28もいつも通り稽古をして、翌29日、広島へと向かいました。

広島空港到着。

会場の新日本造機ホール到着。


北海道から強力助っ人太田工場長と、音響の淳さんも駆けつけてくれました。


そして、公開ゲネ開始。

入場されたスタッフ関係者の方々にはマスク、アルコール消毒を徹底してもらい、できる限りのコロナ対策をしてもらいました。マスクによって(それもなかなか強力なマスク)観劇中も息苦しさや不安など拭えない環境だったと思いますが、関わってくださった多くの方々に「イシノマキにいた時間」を観てもらえて本当に良かったです。
今回チケットを買ってくださった方々にはご入場していただくことはできませんでしたが、振替公演のその時まで待っていてください。そしてお手元のチケットは大事に保管しておいてください。

必ず行きますから。
田口智也
「イシノマキにいた時間」公演延期について
2020 / 02 / 29 ( Sat )
お知らせです。
この度、新型コロナウイルスの影響により、3月1日「イシノマキいた時間」広島呉公演、3月6日の鹿児島での吉俣さんチャリティライブ及び「イシノマキにいた時間」鹿児島公演が延期となりました。
チケットご購入、お申し込み、また、ご検討くださっていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたします。
さらに、公演直前での決定・ご報告となってしまい申し訳ございません。
中止ではなく延期ということで、日程を調整し、万全を期して、皆様に安全にご観劇していただける環境を整えて、お迎え出来ればと思っております。
以下、福島カツシゲさんの広島呉公演延期についてのコメントです。
3月1日広島呉公演は、延期とさせていただきます。
この結論に至るまで、とてもシンドイ時間でした。舞台をやると決まってから3ヶ月という短い時間に、走り回ってチケット販売してくれた人、舞台の運営をバックアップして対応してくれた人、そして何より見たことのない舞台にチケット代を払って心待ちにしてくれていた呉の皆さん、広島の皆さん、全国の皆さん、こんなに急に申し訳ありません。
休みをとって予定を立ててくれた人たちがいることも知っています。単にチケット代だけでなく、交通費や準備までにかけてくれたお金や時間、本当に申し訳なく思います。
それでも、見えない不安と疑心暗鬼の中で、今、この舞台をどうしてもやらねばならない理由があるかと言われると、僕の中では少なからずあるのですが、それは、この状況では、ただの自己満足でしかなく、それよりも延期という形を取らせてもらって、改めて呉の皆さん広島の皆さん、そして全国の皆さんに見てもらえる準備をしようと思います。
もちろん、チケットに関しては、延期の日程が出た時点で、振替、もしくは払い戻しをさせてもらいます。それまでは、どうぞ、大切にお持ちになってください。よろしくお願いします。
学校が突然休校になり、お母さんたちは大変だと思います。イベントが中止になる一方で、満員電車に揺られてる事に疑問と不安を抱えてる人も多いと思います。
最後になりますが、エンタメ業界は悲鳴を上げています。アーティスト、役者、芸人以上に、そこに携わってくださってる裏方のみなさんは、更に大変な思いをしてると思います。もちろん、飲食やサービス業、観光業、そうですね、みんなですね。みんなが悲鳴を上げています。簡単に頑張りましょうなどとは言えませんが、切り抜けましょう。
今回の決定、どうかご理解ください。 福島カツシゲ
追伸:問い合わせなどありましたら、メッセンジャー、また【イシノマキにいた時間】のHPの
問い合わせからお願いします。
鹿児島公演決まりました。
2020 / 02 / 03 ( Mon )
3月6日(金)
鹿児島において、【イシノマキにいた時間】を上演させていただきます。
音楽家の吉俣良さんが毎年3月に行っている鹿児島でのチャリティライブが今年で10回目を迎え、ライブ後に【イシノマキにいた時間】を上演させていただけることになりました。
吉俣さんは【イシノマキにいた時間】の全国公演の足がかりとなる2012年の鹿児島公演から、全国での公演に駆けつけてくださり、ご自身の被災地への思いをピアノの音色に乗せて届けてくださいました。
今回は、吉俣さんの「この舞台をまた鹿児島の人に届けたい」という思いから、チャリティライブの後に上演させていただきます。
入場無料です。
ただし、事前申込み、招待チケットが必要になります。
~第10回 3.11東日本大震災からの復興を願って~『吉俣良 チャリティライブ』&演劇『イシノマキにいた時間』
【日時】2020年3月6日(金) 18:30~
【会場】かごしま県民交流センター 県民ホール
【料金】無料(但し招待チケットが必要)
【出演】福島カツシゲ、石倉良信、田口智也/憲真(書家)、吉俣良(Pf)
こちらから応募できます
↓
https://www.kts-tv.co.jp/blog/event/72373/
鹿児島のみなさん、ご応募お待ちしております!
広島呉公演
2019 / 12 / 23 ( Mon )
2020年3月1日(日)15時。
広島県呉市において【イシノマキにいた時間】やらせていただきます!


シゲさんと共に千葉県鋸南町でボランティア活動をしている、呉市在住、「コミサポひろしま」代表の小玉幸浩さんが、「呉市でイシノマキにいた時間を!」という熱い思いから、この度、初の広島公演が実現しました。
これまで全国各地で公演させてもらいましたが、そのどれもが「地元の人に観てもらいたい」という熱い思いで実現してきました。その思いこそがこの舞台をやれる源だと思っています。
今から1か月程前に急遽企画が浮上し、そこからあっという間に会場が決まり、日程が決まり、それはもうものすごい勢いでした。まだお会いした事のない小玉さんの人となりがちょっと見えた気がします。
とはいえ、準備期間はおよそ3か月。短期間でやる事はてんこ盛りですが、シゲさんの言う「勢い」を落とさず、むしろ増し増しで3月1日まで駆け抜けたいと思います。
強力な助っ人も続々と参加してくださっています。
あとはみなさんに観に来てもらうだけ!
中高生は1,000円、小学生は無料で観ていただけます。みなさんのお子さんやお孫さん、甥っ子姪っ子、近所の子供達などなど、こぞって観に来ていただけたらと思います。また、呉市をはじめ、県内、隣県、中国地方や、瀬戸内海の島からも!あなたのお越しをお待ちしております!
さらに、近くに家族とか親戚とか知り合いとかいるよという方、是非お声をかけていただき、後方支援よろしくお願いします!
●舞台 イシノマキにいた時間 広島呉公演
【日時】 2020年3月1日(日)
【開演】 15:00(開場14:30)
【会場】 新日本造機ホール(くれ絆ホール)
【料金】 一般2,000円 中高生1,000円 小学生無料(未就学児入場不可)全席自由
【主催】 コミサポひろしま
早速ですが、チケット発売されました。
詳細・チケット購入は
こちら是非、みなさんもこの「勢い」に乗っかってください!
よろしくお願いします!
石巻旅 3 からのいわき市
2019 / 12 / 08 ( Sun )
2日間の石巻旅を終え、その日のうちに福島県いわき市へと入りました。距離にして約200km、車で3時間の道のりです。
翌朝。
天気は雨。前日から雨予報は出ていたので屋外での活動は中止となっていて、今回は避難所の清掃とダンボールベッド、パーテーションを作成・設置する事になりました。
拠点となっている宿泊施設から車で移動。

避難所に到着。訪れた避難所はアリーナや大小のホール、会議室など数部屋あり、避難された方々の避難所として使用されていました。今日はそのうちの1つのホールで行います。

それまで、床にダンボールや毛布などを直に敷いて生活をされていました。今日設置するベッドはダンボールではありますが、床から少しでも高い位置で寝る事が出来て、直接ホコリを吸わない、底冷えしない、エコノミークラス症候群の予防という衛生面・体調面でメリットがあります。
また、パーテーションを設置する事でプライバシーを守る事ができます。避難所ではやはりこのプライバシーの保護というのが一つ大きな問題になっていると思います。
まずはみんなで大掃除。土足で入っていたホールを土禁エリアにするため、念入りに掃除をします。

そして手探り状態でパーテーションの骨組み作業。

これが最初は中々うまくいきませんでしたが、徐々にコツを掴んだのか一気に作り上げていきました。
そして、カーテンを取り付け、ダンボールベッドを設置。
すると

このような感じになります。1人1つダンボールベッドが用意され、たとえば5人家族なら5マス分のスペースを使っていただく事ができます。また、ダンボールベッドは移動させたり重ねたり、物を入れたりできるので、ここで過ごされる住民の方たちはそれぞれのレイアウトでお部屋を作っていました。

また、カーテンは開け閉めできるので、換気の際は全開に、就寝される際は閉めてプライベートの空間を守る事が出来ます。
このダンボールベッドとパーテーションの設置は、住民の方達に少しでも過ごしやすくしてもらうための物ですが、同時にここでの長期の暮らしを余儀なくされてしまうという事でもあります。ご自宅に帰れて元の生活に戻れる日が1日でも早く来てほしいと願っています。
たった1日の活動でしたが、避難所の現状を自分の目で見る事ができました。これから長期的な支援が必要になると感じましたし、全国各地で被災された地域に微力ですがこれからもお手伝いできればと思っております。
田口智也