8月東京公演
2013 / 06 / 30 ( Sun )
ただいまチケット発売中です!
8月9日~11日。新宿の全労済ホール/スペースゼロで行われる「イシノマキにいた時間」
今回で4度目の公演になりますが、まだまだ沢山の人に観てもらいたい作品です。
作品では「あの頃の石巻」を伝えています。2011年11月、震災から8カ月経った頃の石巻です。
これは、あの頃の石巻を知ってもらう事で、今の石巻を、そしてこれからの石巻を感じ、考えてほしいという思いがあります。もちろん今の石巻も伝えています。
そして、全国で公演をさせてもらう際、現地まで駆け付けてくださりエンディング曲「添歩み(そゆみ)」を生演奏してくださっていた音楽家の吉俣良さんが、今までの東京公演では、会場の都合上実現できませんでしたが、今回、ついに東京で実現します!吉俣さんもまた音楽を通して、伝えてくださっています。吉俣さんの切なくも温かいメロディーを是非お聴きください!
さらに、震災直後から石巻へボランティアへ行き、今も活動を続けている写真家・鈴木省一さんの写真展も劇場ロビーにて開催いたします。2013年元旦から、夜明け前に起床し、カメラを持って外へ行き、撮り続けている【いしのまきのあさ】、是非ご覧ください!
交感ひろば@SPACE ZERO Part7
復興支演舞台「イシノマキにいた時間」東京公演
2013年8月9日(金)~11日(日)
【会場】全労済ホール スペース・ゼロ(JR新宿駅南口 徒歩5分)
渋谷区代々木2-12-10 全労済会館
【開演】 9日(金)19時~
10日(土)13時~/18時~
11日(日)13時~
(開場は各開演の30分前)
【料金】2,000円(税込・全席指定席・未就学児入場不可)
【チケット発売】発売開始 6月22日(土) 10:00~
*
スペース・ゼロ チケットデスク *
ローソンチケット(Lコード:32030)TEL 0570-084-003
オペレーター対応(10:00~20:00)TEL 0570-000-407
ローソン店内 Loppiにて、Lコードを入力しご購入頂けます。
【主催】全労済ホール スペース・ゼロ


皆さまのお越しを、心よりお待ちしております!
そして、石巻へ。4
2013 / 06 / 28 ( Fri )
追分温泉でひとっ風呂浴びた一行はゴハンを食べに雄勝へと移動しました。

着いた先は、おがつ店こ屋街の「洸洋」さん。
新鮮な海産物をいただけるこちらのお店。
店頭にはこんな看板が!

雄勝湾カレー!
これはもう食べるっきゃないですよね!
という事で注文。

どーん!見てくださいこれ!
これでもかっていうぐらいの魚介類!
おにぎりは通常2個ですが、1個追加してもらいました(^^)
いただきます!

あ~美味しい!スゴく美味しい!
カキやホタテ、アサリなどの出汁がたっぷり出ていて、ナスやピーマン、タマネギなど野菜も充実している。カレーのスパイシーさはもちろんありますが、辛すぎず、まろやかで老若男女楽しめる味です。一口いったらもうスプーンが止まりませんよ!
ぺろっと完食!
すると、いつもお世話になっている雄勝の高橋頼雄さんが、ホヤを持って来てくれました。さばかれていないホヤ。さばき方を知らない一同、田口にいたっては食べたことすらなくて…という事で、店員さんがさばき方を教えてくれました。
そしてキレイに盛り付けられたホヤがこちら!

酢醤油とミョウガでいただきます。
お~これがホヤか~。
一口食べると、口の中に一気に海の香りが広がります。そして、独特な食感を楽しめます。これは日本酒ですね!呑めないけど。美味しくいただき、さらにお土産までいただいちゃいました。ありがとうございました!
ここで団長と別れ、僕たちは船越へ。
途中「見事なフジが咲いてるよ!」との情報があり、みんなでフジを探しながら船越へと向かいます。
所々にフジは咲いていましたが、「ここじゃあないな~」「ここ?いや、違うな~」などと言いながら船越への最後の下り坂に差し掛かった時、全員の口から「ここだー!」と。


この写真ではその見事さが伝わりにくいのがもどかしい。でもホントすごいんですよ!
是非フィルターを通さず生で見てもらいたい!
船越に到着し、シゲさん、船越のみなさんと再会!
その模様は是非
コチラをご覧ください!
船上で撮った一枚。

良い画なのに、石倉さん、ロープかぶっちゃって、なんかすみません。
貴重な体験をさせてもらいました。
船越のみなさん、中里さん、ありがとうございました!
船越から石巻市内へと戻り、
前回のトモ食いで食べられなかった、「平和堂」のボストンパイが食べたくて、寄ってもらいました。

平和堂へ到着。しかし

再びお休み!
リベンジ失敗!
もうこうなったら食べられるまで通い続けますよ!
17時になり、街に「遠き山に日は落ちて」が流れ、そろそろ帰京の時間となってしまいました。
1泊2日の石巻訪問は、また新たな魅力を見せてくれました。
きっとまたすぐ来るだろうな~、またみんなで来れたらいいな~と、そんな風に思いながら、東京に向けひたすら高速道路を走ります。

そして、一度分岐点を間違えたのでした。。。
そして、石巻へ。3
2013 / 06 / 24 ( Mon )
翌日。
写真家・ショーイチさんのオススメ「あげパン」を買いに渡波まで行きました。開店すると瞬く間に売り切れてしまうとの事だったので、開店前にお店に到着。

「うつみパンや」さん。
無事、あげパンを購入。

うまそうですね!
あげたてで、袋の外からその温もりを感じられます。車で移動して、外で食べる予定でしたが、今すぐ食べたくて、もう、隠れて食っちゃおうかと思いました。
唾を飲み込みガマンし、到着。
外に出て早速いただきます!

うわぁ~!美味しい!
サクサクでふわふわ、中のアンコが甘すぎないので朝一の身体には優しく、ドンドン食べ進められます。ペロッと2つ胃袋に吸い込まれて行きました。
さすがショーイチさんオススメのスイーツです。
口のまわりに付いた甘~い粉を舐め余韻を楽しみながら車に乗り込みます。
次に向かった場所は、市内から45分ほど走った所にある、追分温泉。
車を走らせ山の中に入っていきます。


舞台の中にも出てくる「まわりがトトロの森みたいになってる」というのは正にここの事ですね。
数分後



追分温泉に到着!



緑に囲まれ、川のせせらぎが心を癒してくれる優しい空間。
みんなで、ひとっ風呂浴び、縁側でしばしくつろぎます。

石倉さんは

定番の牛乳と

定番のコケ撮影。
これは屋根の上のコケを撮ってるところですね。
この行動が可笑しくって、見守るシゲさんもこの表情!
暫くして、仙台公演で、石巻からのバスに添乗員として協力して下さった、団長さんが合流。

団長も、ひとっ風呂浴び
男4人でパシャリ!

(五井さん撮影)
追分温泉は、とても心地の良い風が流れていました。
つづく。
東京公演打ち合わせ
2013 / 06 / 24 ( Mon )
石倉です。
田口くんの仙台公演~石巻のレポが
とてもわかりやすく正確に書かれていて
上手だなぁと思いながら読んでいます(笑)
ボクはあまり長文書けなくて。。。
なので、ボクはボクなりにシゲさんや田口くんが書かない
別に知らなくてもいいケド、知っていたら知っていたでメンバーたちの一面が少しわかるコト。。
まぁ、どうでもイイコトを書くコトにしますね!!(笑)
最近の近況報告。
え~。東京再々演も着実に進んでますよ!
大きな劇場なので、スタッフ&キャスト&協力者みんなで考えながら、一番いい伝える方法を考えています。
先日も舞台監督さんと田口くんとスペース・ゼロで打ち合わせをしました。
シゲさんは北海道に出張中なので欠席でした。
で、田口くんと劇場の前で待ち合わせ。
いつもの癒し系の笑顔で現れた田口くん。
少し小洒落ていました。

なんかアメカジスタイルになっていました(笑)
石『いいじゃん!いいじゃん!そういう服も!』
田『ホントですか?』
田口くん喜んでた。
なんでも
最近、自分の体型に合う服の種類が増えて来たんだそうです(笑)
ま、どうでもイイコトですが。。。
石倉良信
そして、石巻へ。2
2013 / 06 / 21 ( Fri )
女川から鹿立浜への道中、あづさんが変身したものとは……

そう!荒波牡蠣!
牡蠣女誕生!
鹿立浜に到着し、大将・石森さんとご対面。

石森さん、大爆笑!
見てもらえて良かったですね!
そのあと、みんなで談話室に上がらせてもらい、お茶を。

この時間がとても楽しくて、あっという間に時間は過ぎていきます。
別れを惜しみながら鹿立浜を後にし、渡波の牡蠣小屋へと向かいます。

ここでは、獲れたて牡蠣を炭火で焼いて食べられます。

石倉さんは、焼かれた牡蠣から飛んだ汁がかかり「あつつつつ!」、そしてシゲさんの飲み物をこぼして怒られ、また牡蠣の汁攻撃を受け

でも楽しそう!

そして焼き上がった牡蠣を

美味しそうに食べてました!
牡蠣を美味しくいただいた後は、日和山公園へ。


それぞれが日和山からの景色を眺め、思う。
日が傾き始めた頃、車に乗り込むとシゲさんが「トヤケ森山に行こう!」と言い、運転を始めました。日和山からトヤケ森山までは30分ほどでしょうか。シゲさんの「トヤケ森山からの夕日を見せたい」という思いから、車がドンドン進んでいきます。もちろん、法定速度は守ってますし、安全運転です。
日がだいぶ落ちてきた頃、一般道から舗装されていない山道へ入ると、シゲさん
無言。
座っている僕らも浮き上がってしまうぐらいのガタガタ道でも、スピードを落とさず
無言。
力強くハンドルを握り、向かうは頂。そのラストスパート感は凄まじかった!
駐車場に到着。車を降り、そこからは走って山頂を目指します。

そして登頂!
そこから見えたのは

絶景!
とてもキレイな、あたたかな夕日でした。
ただ、田口はたそがれる前に呼吸を整えるのに必死でした。
この日は、長期で活動していたシゲさんだからこそ知っているスーパーガイドで、地域の事や当時の事など色々な話を聞きながら石巻を回らせてもらい、出会い、再会もあり、いい一日を過ごせました。
夜、みんなでご飯を食べていると石倉さん。

充実した1日を振り返りながら、一足お先に気持ち良く就寝。
そして最後は

店員さんに起こされるのでした。。。
つづく。
そして、石巻へ。1
2013 / 06 / 18 ( Tue )
仙台公演全日程が終了し、翌日はメンバーと音響の五井さんと4人で石巻へ行きました。
まず向かったのが

カスカファッション。
ここはボランティアの拠点となってた場所。
1階に定期ボランティア、短期ボランティア、インターナショナルチーム、カムバック組などが寝泊まりし、2階は長期ボランティアの部屋があります。
【イシノマキにいた時間】の舞台の一室は、ここの2階の部屋のイメージです。

今はもう片付けられてしまいましたが、ここを拠点とし活動していた時は、電気・水道が通り、仮設トイレ、シャワー等もありました。

(石倉さん作)
ボランティア初心者でも不安にならない様に、分かりやすく丁寧に受け入れをされていました。
カスカファッションの程近くに、シゲさんがボランティアに行っていた時に親しくされていた方が住まれています。
その方は、今回の10ーBOXでの追加公演にバスに乗って観に来て下さっていて、劇場でシゲさんと久々の再会。
近くまで来たので、ご挨拶にと僕らも同行させてもらいました。
突然の訪問にも関わらず、笑顔で歓迎してくださり、新しく建てられたお宅にも上がらせてもらいました。
震災当時の事や、舞台を観ていただいた感想、そして今の事などを聞かせてもらい、シゲさんもとても嬉しそうに話していました。
短い時間でしたが、楽しい一時を過ごさせてもらいました。
お宅を後にし、女川へ!
女川と言えば

そう!「おかせい」
賑わっていますね!
ピースボートのあづさんとCANさんと合流し、みんなで女川丼!

いやぁ、実にキレイ!
その日に捕れた鮮度抜群の海の幸をふんだんに使い豪快に乗せた女川丼!
全員ペロッと完食。おいしかったな~。
あー食べたい。今食べたい。
おかせいを後にし、女川で行われていた、我歴STOCKというイベントへ。
野外ステージでアーティストのライブ、その周りには飲食店やアート等のブースもあり、盛り上がっていました。

会場には前日のイズミティホールでの公演を観に来て下さった方もいらっしゃり、声を掛けてくれました。嬉しいですね!
シゲさんは知り合いが多く、あっちこっちと駆け回っていましたよ(^^)
その後僕たちは、女川から鹿立浜へと向かう事にしました。
道中、車を止め、あづさんが何かに変身。

さぁ、一体何に?
この正体は次回あきらかに!
仙台公演最終日
2013 / 06 / 14 ( Fri )
6月1日。
10ーBOXでの公演を終え、今日は同じ仙台市内にある、イズミティ21での公演。

小ホールといっても

400人も入れるこんなに大きいホールです。
この日は、1日で仕込み、本番、バラシと行うためタイトなスケジュールになっていますが、そこは最強スタッフ陣の手にかかれば何のその!

仙台公演をずっと手伝ってくれている、もと君も気合十分!


あれよあれよと舞台が作られていきます。
その間、メンバーはロビーで稽古です。

なんかこれ、このホールに作業しに来た清掃業者の上司と部下みたいですね。
そういえば、昨年の上越高田公演の時もそんな風景があったような……
コチラ。

「あそこは、もうちょっとこう念入りに。」
「はい!わかりました!」
みたいな。
いやいや、ちゃんと集中して稽古してました^^
稽古を終え舞台へ戻ると

もう完成されていました。流石です!
いつも地方公演の際、現地集合・現地解散で来てくださり、ピアノを生演奏をしてくださっている音楽家の吉俣良さんが、今回も本当にお忙しい中、ここ仙台まで駆け付けてくださる事になりました。
舞台上にはグランドピアノが用意され、吉俣さんの到着を楽屋で待っていると、ピアノの音が。
吉俣さん到着されたのかと、行ってみると

あっ!太田工場長!
そこに

九さんまで!
そして

なぜか二人に照明が当てられた。
無事、吉俣さんが到着されサウンドチェックを。前日の深夜までレコーディングをされていて、充分に睡眠も取れなかったはずなのに、そんな素振りも一切見せずいつものように気さくに接してくださいました。
そして開場。

KHBさんのTVスポットや、みなさんの宣伝、口コミ、お誘い等々のおかげで、あっという間に客席が埋まりました。
石巻からもバスが出て、沢山の方が乗ってきてくださり、また、自家用車で直接来てくださった方も多数いらっしゃいました。
こうして石巻から沢山の方々が来てくれるのも、ピースボートセンターいしのまきのみなさんのおかげです。
短い準備期間の中で、他の作業と平行して、石巻の人たちに「観てください!」とチラシを配り声を掛けてくれていました。
本当にありがとうございました!
そして、仙台ならびに全国からお越し下さったみなさん、本当にありがとうございました!
仙台の地で、400人の前で、思いっきり、全力で伝えました。
カーテンコールで一度退場しましたが、拍手が鳴りやまず再び登場。スタンディングまでしてくださいました。
その時、石巻の鹿立浜・福貴浦の漁師さんたちが、なんと花束を持ってステージへ上がって来てくれました。石倉さん、田口、吉俣さんに花束を渡してくれて、シゲさんにはバラ一輪。
「なんでやねん!」とシゲさん。
会場を爆笑させていました。あ、その後シゲさんにも花束を渡していました^^
石巻から観に来てくれて、こんなサプライズまで用意してくれて、ホントにホントに嬉しかったです!
こうして仙台公演が無事終わりました。
舞台上には、メンバー3人と吉俣さんしか出ておりませんが、本当にたくさんの方々がこの作品を支えて下さっています。そしてそれは全国にと広がっています。
支え応援して下さっている全国のみなさんの思いを、8月、東京に持っていきます。
ありがとうございました!
田口智也
仙台公演その5
2013 / 06 / 10 ( Mon )
五日目。晴れ。
10ーBOXの2公演があっという間に終わり、本日はバラシ作業。
メンバー3人で揉めながら吊った幕が、劇場さんが見かねてそっと作ってくれた客席が、スタッフさんが冗談を飛ばしながらもテキパキと吊ってくれた照明がバラされていきます。
メンバー、スタッフ、そして

太田工場長と九さんがいれば、もう、瞬く間ですね!

昨日まで公演をしたこの空間が

こうなります。

バラシが一段落し、太田工場長は中庭で日向ぼっこ。

その様子をシゲさんが

激写!
どんな写真が撮れたのでしょうか?(^^)
石倉さんは、早起きをして朝市に行き

買ってきたトマトをパクリ。
『せんだい演劇工房10-BOX』は、地元を愛し、仲間を愛し、演劇を愛している劇場。
各スペースの鍵には、しゃもじが付いていました。ストラップにしては大きすぎる本物のしゃもじ。そこには“同じ釜のメシを食う”という意味が込められているそうです。
ホントに演劇を愛してるんだな~と感じました。
とてもステキなあたたかい空間。
10-BOXのみなさん、ありがとうございました!

(シゲさん撮影)
仙台公演その4
2013 / 06 / 10 ( Mon )
本番二日目。
雨が降ったり止んだりの空模様ですが、今日も元気に!
この日はご予約された方や、石巻の方たちも多数来てくれるという事で、開場前にすでに完売となり、当日券のご用意が出来なくなってしまいました。当日券をお求めになられようとしてくださった方々にはご迷惑をおかけしました。
劇場入りし、まずは照明の直しを。
満員の客席でも観る方たちがより観やすいよう、細部までこだわってくださいました。

照明が決まった後は、本番に向け稽古を。

そして、二日目開演。

満員御礼。
足元の悪い中、こんなに沢山の方々が!
ご来場下さったみなさん、本当にありがとうございました!
終演後、この日も石巻へ帰るバスをお見送り。

そして

追いかけてみた

さらに追いかけた

しつこく追いかけた
そしたらバス止まった。
そして、もう一度「ありがとう!」
急遽決まった追加公演にも関わらず、本当に沢山の方が観に来てくださいました。
これも偏に、KHBのみなさん、庄司真理子さん、10ーBOXのみなさん、そして、この公演を応援してくれた沢山の方々のご尽力の賜物です。心より感謝いたします。
本当にありがとうございました!

KHB東日本放送のみなさん。

番組内でずっと宣伝してくださっていた、KHB「突撃!ナマイキTV」のみなさん。
明日はバラシ作業。
その前に今夜は、ちょっと飲んで仙台の美味しい物を食べたいと思います。
つづく
仙台公演その3
2013 / 06 / 09 ( Sun )
本番当日。
前日に仕込み、場当たりが終わり、この日の本番前は稽古に集中。
石巻から写真家・ショーイチさんも到着し、ゲネプロもほぼ定刻通り行われました。
仕込みから本番までこんなにスムーズに進んだのも、タイムスケジュールを組んでくれた五井さんと、スタッフのみなさんの手際の良さがあったからなんです。
ありがとうございます!
ゲネプロも終わり、楽屋で待機していると、あの二人が!

富良野演劇工場の工場長・太田竜介さんと、舞台監督の九さんこと・九澤靖彦さんが、富良野から駆け付けてくださいました!
お二人が来られると、現場がパッと明るくにぎやかになります。 最強コンビが来てくれてとても心強いですね。
一方その頃石巻では……
用意されたバスに、地元の方々が続々と乗り込んでいます。
今回、『石巻の人たちに見てもらいたい』『エンターテイメントを届けたい』という思いから、バスを出し、石巻の皆さんを仙台公演へご招待させていただきました。これは、3月に行われた熊本・八代公演と札幌公演の時に、ご来場下さった皆さんにご説明をして、皆さんからお預かりした大切な支援金を使わせていただきました。八代公演、札幌公演にご来場下さった皆さん、本当にありがとうございました!
石巻から仙台まで約1時間。
この間、バス車内を盛り上げてくれたのが

ピースボートセンターいしのまきの、「団長」さんと「あづ」さんです。
お二人は現在も石巻で活動を続け、今回、添乗員として同行してくださいました。車内では団長さんが喋りすぎて、声を枯らしたとか枯らさなかったとか^^
暖かい雰囲気を作って下さったお二人の存在は、とても大きかったです。
そして、いよいよ本番。
外はあいにくの雨。それでも会場には続々と人が集まり、バスも到着し客席が一気に埋まりはじめました。
正直な所、本番2日前までは、客席はまだまだ空きがあったのですが、この2日間で予約が一気に増え、当日券を求めて直接お越しくださった方もおり、客席は満員となりました。
これも皆さんがたくさん宣伝をしてくださったおかげです。
宣伝ありがとうございました!
終演後、観に来て下さったお客様から色々な言葉をいただきました。
ご来場本当にありがとうございました!

そして、石巻へ戻るバスをお見送りし
初日は終わりました。
つづく
仙台公演その2
2013 / 06 / 06 ( Thu )


ちょっとバタバタしましたが、無事幕を吊るす作業を終える事が出来ました。
会場には劇場のスタッフさんが付き添いで居てくれたのですが、幕に苦戦している僕らを見かねて、本来僕らが作らなければいけない客席をそっと作って下さっていました。
スタッフさん、申し訳ないですm(__)m
この日は朝から移動もあったので、本日はここで終了。そのあと、庄司真理子さんという方が劇場へ来られて、一緒にごはんへ。

庄司真理子さんは、地元仙台で「
おむらいすファクトリー」という劇団を主宰し仙台の演劇界を盛り上げている方で、石倉さん、上越高田公演の実行委員長・マル丸山さん、八代公演実行委員長・中村章二さんと同じ劇団の研究生時代の同期の方です。
仙台での公演という事で、真理子さんは宣伝や準備にと、この公演のために奔走してくださいました。嬉しいです。
食事を終えホテルに戻りテレビを見ていると、公演のスポットが!

仙台公演はKHBさん主催でやらせていただいており、スポットも毎日の様に流してもらい、ガンガン宣伝してくださいました。本当にありがたいです。感謝いたします。
翌日。
朝一にスタッフさんが仙台に到着し、地元の方や劇場のスタッフにも手伝ってもらい早速仕込みを。


いやぁ~早い早い!
無駄の無い動きでテキパキと、時に冗談を言う余裕もあるんですから、やっぱりスタッフさんはすごいです。
シゲさんはもう、仁王立ちで見てるだけ

と思ったら



照明さんの「灯体(照明機材)取って下さい」の声にいち早く動いて手伝っていました。
こうして、良い雰囲気の中、ドンドン仕込みが進んでいきました。
お昼休み。
天気が良かったので、劇場の中庭(建物の10の「0」の中の部分ですね!)で食事して、日向ぼっこ。


右側に座っている彼、この方は安藤幹純(あんどうもとよし)くん。通称「もとくん」。彼は現在レッスンなどを受けながら芝居の勉強をしている役者さんで、今回公演のお手伝いをしに仙台まで来てくださいました。嬉しいですね。
お昼休憩が終わり、仕込みの続きをし予定通りに仕込み終了。

素敵な空間を作ってくださいました。
お客様をお迎えする準備が整いました。
明日はいよいよ本番です。
つづく。
仙台公演その1
2013 / 06 / 05 ( Wed )
仙台公演を2日後に控えた5月27日。
先発隊として、まずメンバー3人だけで、仙台へと車で向かいました。

高速は渋滞もなく、順調に流れ、あっという間に劇場に到着。
29日~30日の追加公演の会場は「せんだい演劇工房10-BOX」


10-BOXは、BOX1からBOX10までの10箇所のスペースがあり、建物の形が「10」になっているという、オシャレでステキな空間です。

劇場さんにごあいさつして、早速仕込み開始。

翌日にスタッフさんが劇場入りされるので、それまでに出来るだけ仕込みを進めておきたいです。


が・・・

何やら上で揉めています。


「これこっち!」
「ちがうちがう、ここ通さないと!」
「そこ、からまってる!」
「大丈夫大丈夫!」
その下で田口は平和に見守っていました。

そして2時間後・・・

幕、完成。
「やればできるんだよ!」とシゲさん。
その時、何かを床から拾い上げ

「これ・・・どこに付けるんだ・・・」
果たして仕込みは終わるのでしょうか・・・・・・。
続く