キッカケの場所3

メンバーで石巻へ行き、そこで見て聞いて感じた想いを大切に持ち帰り、翌日から再び東京で稽古です。

芝居が劇的に変わるわけではありません。それでも、4人それぞれが感じた想いを抱きながら演じる事は、とても大きな意味があり、大切なことだと思います。
何度も稽古を繰り返し、一番伝わる見せ方、演じ方を模索し、見に来てくれる方たちにきちんと届くよう、シゲさんもアイデアを絞り出して演出します。




そして、あっという間に劇場入り。

【イシノマキにいた時間】公演同様、今回も、西海健二郎さんや、劇団プレステージの皆さんが仕込みのお手伝いに来てくださいました。



石倉さんは何やら大がかりなモノを作っていますが・・・



今回も劇中にスライドを流しますが、そこに映し出された写真は、石巻で活動し、今も石巻に拠点を置いている写真家の鈴木省一さんが撮った写真です。そのスライドを映し出す作業も省一さんにやっていただいたのですが、タイミング良く映し出すのがなかなか難しく、省一さんは宿泊場所に戻ってもその練習をしてくださっていて、その結果、本番では完璧に合わせてくださいました!



馬野誠さん。馬さん。
馬さんも石巻で活動をし、【イシノマキにいた時間】では何度も協力してくださり、今回は観に来てくださっただけでなく、なんと前説をお願いすることになりました。この写真は緊張した面持ちですが、本番ではご来場のお客さんに丁寧に分かりやすく、且つ、会場を和ませながらの素晴らしい前説をしてくださいました!



舞台監督の今泉馨さんです。彼は一昨年の【イシノマキにいた時間】を観に来てくださり、「次、東京公演があったら自分に舞台監督やらせて下さい!」と言ってくれて、昨年の全労災ホール/スペースゼロでの公演で舞台監督をお願いしました。そして今回の【キッカケの場所】でも「もし【キッカケの場所】の舞台監督が決まっていなかったら、自分にやらせて下さい!」と再び連絡をしてくれたのです。シゲさんがよく『巻き込み型』と言いますが、今泉さんは自ら『巻き込まれ』に来てくれました。優しい雰囲気を持ってる人ですが、心は熱い男です。その心意気が嬉しかったです。今泉さんのおかげで、劇場入りしてからはホントにスムーズにスケジュールが進んで行きました。


その他にも、前日当日とお手伝いに来てくれた方が沢山いらっしゃいました。みなさんに支えられて公演が出来ているんだなと実感しながら僕たちは本番に集中することができました。
みなさんありがとうございました!




本番直前。
メンバーそれぞれがウォーミングアップや集中をしています。その様子をパシャリ!

はねゆりちゃんガニ股になっちゃってるし、シゲさんスキンヘッドみたいに見えるし、石倉さんにいたっては、なんかドラム叩いてます!
いやいや、みんなそれぞれの過ごし方やり方で本番を迎えます。


そして本番。

白い幕に映し出された写真は、省一さんにしか撮れない写真ばかりです。省一さんだから撮れる「今の石巻」「今の石巻の人々」。


沢山の笑顔が会場に映し出されました。


オムニバスという新たな試みで、どんな作品になるのか、どう伝わるのか、正直僕も分からなかったのですが、観に来てくださった皆さんからのご感想や、書いていただいたアンケートを読み、【キッカケの場所】を上演して良かったと心から思いました。
この作品を観てくれた方々の何かのキッカケになってくれたらと思います。


ご来場くださった皆さん、お手伝いしてくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
14 : 32 : 19 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

キッカケの場所2

【キッカケの場所】の稽古を進めて行く中、みんなでもう一度石巻へ行き、「キッカケの場所」の稽古をキッカケの場所でやろう!という事になり、日程を合わせ、出演者全員で石巻へ向かいました。



最初の運転は石倉さん。
夕方の渋滞にハマり、全然前に進まない。1時間半経ってもまだ東京を出られません。
ようやく渋滞が緩和された所で、運転交代。

すると、どんどん進む。
「俺の1時間半は何だったんだよ・・・」と石倉さんのボヤキ。

22時頃、無事石巻に到着し、みんなでごはんを食べてこの日は終了。




翌日、石巻は雨。
僕は早起きをして「いしのまきのあさめし」を。
魚町にある「味楽」。


このお店は獲れたての新鮮なお魚をじっくり丁寧に焼いた焼き魚定食が評判で、数種類ある定食のうち、僕が選んだのは

つぼ鯛焼き定食。
いやぁ、もう脂が乗りまくりの激ウマ定食です!



その後、メンバーと合流し、パンセへ。
途中雨から雪になる瞬間を目撃しつつ到着。



やっぱりテンションあがっちゃいますね!


定食から2時間後にパン4ついただきました。


この日は、ピースボートセンターいしのまきをお借りして、みっちり稽古。
東京でずっと4人で稽古をしていて、この日初めて人前にお披露目しました。
まだまだ荒削りな部分はありましたが、各作品をPBVのヤマゲンさん(山元さん)に観てもらい、率直な感想をいただきました。


翌日、PBVのササちゃんとショーイチさんに同行してもらい、キッカケの場所を巡りました。







ササちゃんは、石巻を訪れた方たちを案内して、そこに何があったのか、そこで何が起きたのか、そして、これからの問題など、あの頃と今の石巻を伝える活動をしています。今回、ササちゃんにお願いしをして、いつも伝えている事をそれぞれの場所で話してもらいました。


そして、そこでメンバーがセリフを発します。
東京の稽古場では感じる事の出来ない想いを持ち、自分の目で石巻を見つめながらセリフを発します。




いくつかのキッカケの場所を回り、時刻は正午。
さぁお昼ごはんだ!ということで、みんなで女川のおかせいへ。
目指すは「もはや・・・竜宮城だ!」の女川丼!
女川へ到着。
出てきたのは・・・・・・

どーん!


大盛りにしたら

このボリューム!
もはや・・・竜宮城でした!



笹ちゃんも大喜び!





そして、食後に「きぼうのかね商店街」へ行き、デザートの

串カツ。



みんなでスイーツを堪能していると、地元の子供たちが駆け足で寄ってきて「これ使ってください!」と

カイロをもらいました。
心も体も温まるとてもいい時間でした。





その後、あの大将に会いに鹿立浜へと向かいました。





石森大将、バリバリ働いていました。
そう言えば、昨夜、石森さんはこんな感じでした。



そして息子の隼人さん。
写真、小さく写っていますがイケメンです。やっぱかっけーなーと。



短時間でしたが皆さんとお会いできて良かったです。





メンバーでキッカケの場所を巡り、見て聞いて感じてきました。
ここで感じた想いを大切に持って帰り、東京で再び稽古です。




15 : 56 : 24 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

キッカケの場所1

昨年末、下北沢において【キッカケの場所】が上演されました。

【イシノマキにいた時間】を全国で公演させていただいている中で、3人それぞれが思いを持って石巻を訪れ、石巻を感じて、石巻で出会った人たちと再会したりしています。そこで見たり、聞いたり、知ったり、感じた思いを、それぞれがオムニバスという形で描き演じ伝えようという事になったのです。

シゲさんも石倉さんも僕も、全てのキッカケは石巻にあったと思います。石巻で出会った誰かを演じ、「今」を伝えられればと、3人それぞれが台本を書き始めました。
最初は一人芝居で、という構成でしたが、石倉さんは、石巻で出会ったボラガール(石巻でボランティア活動をしている女性)をどうしても描きたいと、知人の女優、はねゆりちゃんに出演依頼をし、はねゆりちゃんも「是非やらせてください!」と快く出演をOKしてくれました。


石倉さんも僕も、台本を書くというのは初めてで、シゲさんにアドバイスをもらいながら何度も書き直しをし、ようやく形になり、仕上げはシゲさんにお願いをしました。上がってきた台本は、諸々修正されながらも自分たちの伝えたい事がキチンと入り整理されていて、また「笑い」も随所に取り入れられ、見事な台本になっていました。
そのあらすじはコチラをご覧下さい。




稽古初日
今までずっと男3人での稽古だったので、女性が一人入ると稽古場がパッと明るくなります。


本読みを終えると、いきなり立ち稽古。

シゲさんの演出にも熱が入り、こんな格好で見てます。



翌日
シゲさんがたい焼きの差し入れをしてくれました!


よく見ると

尻びれから食べてます。たい焼きをここから食べ始めてる人、僕初めて見ました(^^)




稽古を始めて数日後

石倉さん、セリフを忘れ、セリフ完璧なはねゆりちゃんに注意されていました(^^)



僕はというと…
初めての一人芝居に苦戦し、頭の中がぐわぁ~~~ってなっておりました。
15 : 46 : 36 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

名古屋公演

12月6日(金)
名古屋での公演が行われました。

中京大学で教授をされている金敬黙さんが名古屋から仙台公演を観に来て下さり、終演後、「名古屋でやりましょう!」と力強くおっしゃって、劇場も日程もトントントーンと決めてくださいました。ホント速かったです(^^)

名古屋公演でも写真展【いしのまきのあさ】、そして石巻物産展【美味想い市(うまおもいいち)】が開催され、写真などを運ぶため、シゲさんとショーイチさんは先日の石巻公演から石巻に残り、車で名古屋入りされました。


会場は名古屋市東文化小劇場。

隣にはナゴヤドームが見えます。

小劇場と言っても

こんなに大きいです。

さぁ!仕込み開始!


石巻公演の仕込みで、座ってスマホいじってた石倉さんは

ちゃんと作業してました。ただ……








テーブルクロス踏んでる!




ロビーには

石巻から想いが詰まった美味いモノが届きました。お手伝いに来て下さった方々と試行錯誤しながら並べていき



いい感じに物産展【美味想い市(うまおもいいち)】が完成!

そして写真展【いしのまきのあさ】は



ショーイチさんが今の石巻を伝えるべく、レイアウトから考え、想いを込めて作業しています。


仕込みが終わったステージ上では、名古屋にも駆け付けて下さった吉俣良さんがサウンドチェックをされていました。



吉俣さんもまた、心を込めてエンディング曲「添歩み(そゆみ)」を生演奏してくださっております。


この日はここで終了。



そして、翌日。

物産展で販売のお手伝いをしてくださる方々は、あきさんが作成してくれた商品説明リストを読み、セールストークの練習や、お客様に質問されても答えられるようにシミュレーションを繰り返しされています。



写真展では、ショーイチさんがギリギリまで作業しています。



それぞれが、それぞれの場所で精一杯石巻を伝えようとしています。




時刻は14時。
開場。


写真展は
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ギリギリ間に合いました。
ショーイチさんの丁寧な説明文と共に、毎朝撮り続けているショーイチさんの写真【いしのまきのあさ】が、ご来場のお客様の目に焼き付きます。



物産展では、お手伝いさんの練習の成果もあり、順調な滑り出し。



そして、本番。

2公演で沢山の方が観に来て下さいました。


名古屋市内の方、愛知県内、そして、全国からお越し頂いた方もいらっしゃいました。本当にありがとうございました!



終演後ロビーへ向かうと

この人だかり!

出演者も販売をさせてもらいました。



写真展も、「作品を見る前と後とではまた感じ方か違います。」と、じっくりご覧になられた方も多くいらっしゃいました。


名古屋でもまた、実行委員会の皆さん、お手伝いをしてくれた皆さんのおかげで沢山の方に伝える事が出来ました。本当にありがとうございました!
また名古屋に来る事が出来たらな~って思います。



15 : 49 : 21 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

石巻再演

12月1日(日)
石巻で2度目の公演が行われました。

初めて石巻で公演をしたのは、2012年6月。鹿立浜の大将・石森さんに「【イシノマキにいた時間】を石巻でやらないでどうすんだ。」と言ってもらい、公演が出来るように準備をしていただき、6月29日に東浜小学校で、7月1日には石巻市中央公民館で公演をやらせていただきました。
その後、全国で公演をさせてもらい、2013年6月には仙台で公演が行われました。その時に観に来て下さっていた石巻の皆さんが「この作品をまた石巻の人に観てもらいたい」と石巻再演実現の為、実行委員会を立ち上げてくださったのです。
2012年6月の時も、2013年12月の時も、石巻の方々がこの公演を支え力になってくださいました。
本当に感謝いたします。



会場は石巻市中央公民館。





会場に入ると既に実行委員の皆さんが、イスを並べてくれていました。



早速仕込み開始。
僕が小道具の準備。
シゲさんと石倉さんは幕を吊るす作業に取りかかりました。
しばらくして、幕の捗り具合を見に裏に回ると







石倉さん、座ってスマホいじってた。




それでも沢山の方がお手伝いに来て下さったおかげで、あっという間に仕込み完了。



今回も吉俣良さんがご多忙の中、駆け付けてくださり、ピアノの生演奏をしていただいたのですが、そのピアノは元々石巻市民会館にあったもので、津波の被害に遭い、1年10ヶ月もの間、ステージ上でそのままにされていました。沢山の人に弾いてもらった思い出がたっぷり詰まったそのピアノは、自ら声をあげられず、カビと錆と泥で深く傷ついていました。そのピアノを地元の調律師・遠藤信和さんの手によって修理され、息を吹き返したのです。

このピアノ、なんと吉俣さんが30年前にコンサートで弾いたことがあるそうです。30年振りに再会を果たした吉俣さんとピアノ。そこから優しい音色が流れ会場を包みこみました。




そして、会場では写真家・鈴木省一さんによる写真展【いしのまきのあさ】が同時開催されました。



ステージに立つと、真ん前に、大漁旗と共に上がる朝日の写真(荻浜の朝)が見えます。
その写真を視界に入れながらずっと芝居してました。




いよいよ本番。

こんなに沢山の方が観に来て下さいました。本当にありがとうございました!

そして実行委員長の尾形さんをはじめ、実行委員会の皆さん、PBVの皆さん、後援・協力してくださった企業、団体の皆さん、本当にありがとうございました!
14 : 09 : 22 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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