スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑

第14回『トモ食い』洋食編その7

第14回『トモ食い』もそろそろクライマックスをむかえました。
本日、ラーメン、パスタ、ハンバーグをいただいておりまして、いよいよシメのデザートです。

10968087_724588810992682_899347954_n.jpg
『Kitchen じゃがいも』
こちらは前回のトモ食いでも来ましたね。おかあさんお一人で切り盛りされている洋食屋さんです。


シメのデザートは
10979304_724588837659346_1050979220_n.jpg
ピザ!
お手製の生地とお手製ソースで作ったピザを、今は亡きご主人が作った薪釜で焼いてくれます。
注文したのはミックス、アンチョビ、シーフードの3枚。

10979244_724588807659349_1068538579_n.jpg
おかあさんが一枚一枚丁寧に、真心こめて焼いてくれます。



待っている間、おかあさんに『Kitchen じゃがいも』の名前の由来を聞いてみると
「えっとね~、なんとなくですね~。ほら、じゃがいもって嫌いな人いないでしょう?だから親しみやすいと思って。地元の人はね『じゃが行こう!じゃが行こう!』って言って来てくれるんですよ。知らない方はじゃがいも料理が出るお店だと思っちゃうみたいですけど、フフフ。」
と言って笑っていました。

10979454_724588817659348_1841866888_n.jpg

僕は話を聞きながら、親しまれているのは、お店の名前以上に、優しい笑顔で話すおかあさんなのだなと感じました。

10967851_724588804326016_749033143_n.jpg

10979400_724588824326014_1361982671_n.jpg





10979208_724588830992680_1926079004_n.jpg
ピザが出来上がりました!
本来は6等分して出すピザを、4人いるからと8等分にして出してくれるそのお心遣いがまたハートをわしづかみにされちゃうのです。

10966836_724588840992679_1471194664_n.jpg
『小食プリンス』石倉さんも、ピザを前にしてこの表情です。4人で3枚、ペロリといただきました。



2日間かけて食べ歩いた『トモ食い洋食編』、真菜美さんのアテンドにより、おいしい洋食はもちろん、その地域の話、お店の話、地元の方の話、あの頃の話、そして、これからの話、たくさん聞かせてもらいました。

これからの『トモ食い』で伝えていくべきことは、ウマイモノ情報だけでなく、それ以上に、そこでひたむきに生きる人たちなんだなと改めて思いました。



真菜美さんと別れ際に撮ってもらった1枚。
10965390_724588854326011_466658988_n.jpg

次の石巻訪問まで、少々控えたいと思います。



田口智也



スポンサーサイト
17 : 32 : 48 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

第14回『トモ食い』洋食編その6

レストランおおたやで2食目のランチをいただいき、まだまだ行ける、まだまだ食べられる!
ということで足取りも軽やかに、次なるお店へ。


10965660_724587430992820_893709835_n.jpg

10968000_724587434326153_1586925023_n.jpg
アイトピア通りにあります、ご家族で経営している、ハンバーグが有名なお店、『茅』。



真菜美さんが震災後、石巻に入ってボランティア活動をしていた2011年5月ごろ、「商店街でボランティアの人たちに買い物をさせたい」と、八幡家の阿部紀代子さんと話したのをキッカケに、アイトピア通りにある呉服屋『京屋』さんの軒先をお借りして【買い物企画】というのが開催されました。その初回メンバー3軒のうちの1軒が、『茅』さんでした。家庭用のキッチンで作った料理をパックにつめて、原付バイクに積んで運び、ボランティアの方たちに販売されていました。

10961917_725720404212856_1457347401_n.jpg

この【買い物企画】は第2回、第3回と続き、お店も増えていき、それ以降は呉服屋の『かめ七』さんで定期的に開催されるようになりました。

1964765_725721694212727_1848141477_n.jpg

10951981_725722670879296_1170480335_n.jpg

10965480_725721707546059_1411497177_n.jpg

10979392_725722650879298_252471130_n.jpg

10984702_725722644212632_474889554_n.jpg




茅さんは、お店も被災し、長年継ぎ足し続けたデミグラスソースも無くなってしまい、一度はあきらめかけたそうですが、ご家族や友人、ボランティアの方たちの協力のもと、店舗を移転し、2012年1月にお店を再開することができました。

10962109_724587427659487_828495400_n.jpg





10965687_724587437659486_1121921759_n.jpg
僕はデミグラスソースハンバーグを。と、やはりシゲさんも同じモノを食べる。これまでずっと同じ量を食べてきています。もはやこの人も『食べっプリンス』です。『食べっプリンス48』です。
あ、石倉さんは洋食編で和風を頼んでました。きっとお腹と相談してあっさり系をチョイスしたのだと思われます。



ご主人やご家族の、料理に込めた想いを感じながら、ハンバーグをいただきました。

10968033_724587444326152_179917490_n.jpg




14 : 37 : 22 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

第14回『トモ食い』洋食編その5

石巻は、11時に開店して14時にランチが終了し、一度休憩に入るお店が多いです。なので、ランチのハシゴ(略してランハシ)をする時は、約3時間で回らなければなりません。

瑞幸で磯ラーメンを食べ終えた我々が、市内で真菜美さんと合流したのは、すでに13時を過ぎていました。
ここからあと何軒食べられるか、シゲさんと僕は時間を、石倉さんは胃袋を気にしてました。


まず、向かったのは
10951092_724586397659590_751372135_n.jpg
『レストラン おおたや』
石巻駅から徒歩5分の所にある、ご夫婦が営む創業30年のフランス料理店。

10967967_724586394326257_444135736_n.jpg
フランス料理だからでしょうか、背筋の伸び具合が、気品あふれる紳士のよう。
ジャージですが。


10966505_724586417659588_607900672_n.jpg
店内はステンドグラスやオシャレな食器が並ぶなど、西洋の趣を凝らていますが、決してかしこまりすぎず、たくさんの観葉植物にも癒される、とてもステキな空間です。

こちらのランチでは
10966963_724586424326254_1854189267_n.jpg
季節の野菜を使ったパスタを注文。

そして
10836645_724586434326253_1570527620_n.jpg
シゲさんと、なんと小食石倉さんもパスタを注文。
「食べられますか?」と聞くと「昨日の教訓を生かし、今日はイケる!」と豪語。その言葉通り、一気に完食されていました。

ちなみに真菜美さんが注文したのは
10979326_724586430992920_332927651_n.jpg
リゾット。
くぅ~、ウマそうだ・・・。こちらは次回のお楽しみに取っておきたいと思います。

10984692_724586437659586_32297797_n.jpg
食後は、数種類のスイーツからリンゴのシャーベットをチョイス。ほのかにワインの風味を感じる大人のデザートです。





30年前、この場所にお店をオープンし、創業当時はここに住みながら営業をしていたそうです。その後、お子さんが産まれたのを機に、自宅を元倉という場所に移し、親御さんと3世代で暮らし始めました。

10968213_724586427659587_66668299_n.jpg

今でも自宅からお店まで、夫婦仲良く自転車で通っていて、多少の雨でも「健康の為に」と自転車を使っているそうです。ご夫婦がそろって自転車に乗ってお店に向かっている姿を想像すると、とても微笑ましく思えます。


震災の時、お店は路地で2階だった事もあり、津波が激突することはなかったのですが、やはり揺れの被害は大きく、大きな窓は割れ、少しずつ買い集めたフランス製の絵皿や薄口グラスなどは、全部割れてしまったそうです。
ご主人は「不思議なもんで、良い食器は全部割れてしまって、残ったのは雑モノばかりなんだよなぁ。でもさ、残った食器でまた始めるしかないんだって思ったんだよね。」と仰っていました。

10966843_724586420992921_2081106275_n.jpg

元倉にある自宅は津波の被害を受け、まずは自宅を何とかしなければならなくて、でも、お店の再開を目指し、自宅とお店を少しずつ行き来しながら、どちらも片付けを始めました。
しかし、ご主人は「もうだめだ。お店を畳むしかない。」と思った時があったそうです。その時、奥さんは「目の前のモノを片付けるしかないんだから」と言って、黙々と片付けをされていたそうです。
ご主人は後日、この話を真菜美さんにした時「こういう時は、やっぱ女の人が強いんだよなぁ。」と照れ笑いを浮かべていたそうです。


6月までは電気もガスも通っていなかったので、何もできなかったのですが、復旧し、珈琲豆はお店に残っていたので、奥さんのアイディアで、珈琲だけでも営業を再開させたそうです。

10966914_724586440992919_2051880746_n.jpg

当時、開けているお店はほとんど無かったので、いろんな人たちが来て、本当に喜んで珈琲を飲んでいかれたそうです。食材が満足に手に入るようになるまでは珈琲と簡単なお菓子だけで営業を続けて、徐々に料理も始められました。


今でも、町の洋食店として地元の方に愛されるお店、そしてご夫婦なのです。
そんな温もりとやさしさが溢れる『レストランおおたや』。また、ご主人と奥さんに会いに行きたいと思います。




03 : 01 : 41 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

第14回『トモ食い』洋食編その4

翌朝。

7時過ぎに写真家の鈴木省一さんと待ち合わせをして、朝パンセ。

DSC_7589.jpg

DSC_7591.jpg
朝日と、パンと、コーヒーが、頭と体を優しく起してくれるのです。

省一さんは、翌々日に控えた雄勝で開催されるご自身の写真展「いしのまきのあさ」の準備で大忙し。昨晩もほとんど寝ずの作業だったそうです。この日もこのあと作業は続くそうで、朝食だけ食べて解散となりました。



ぼくたち3人はその後、鹿立浜へ移動。
浜の大将・石森さん、そして浜の漁師さんやお母さんたちと再会。その模様はシゲさんのブログに書かれていますので、コチラをお読みください。


浜でのお手伝いを終え、石森さんに高台移転の場所へ連れて行ってもらい、家が建つ敷地の前でパシャリ!
DSC_7607.jpg

DSC_7607-2.jpg
なんだか、もう、兄弟に見えてきました。


石森さんの仮設住宅におじゃまして、大将自ら捌いてくれたナマコをごちそうになっていると、イケメン漁師・隼人さん到着。
DSC_7630.jpg
石森さんの息子さんです。シゲさんの甥にあたります(兄弟なら)。この日誕生日の隼人さん。ケーキを頬張りながらの父と子の会話、聞いているだけで楽しい。

そこに叔父さん(兄弟なら)が入りますから、まぁ盛り上がります。
DSC_7619.jpg


短い時間でしたが、楽しい一時を過ごさせていただいて、僕らは浜を後にしました。




今日も『ウマイモノマップ~洋食編~』の続き!と行きたい所でしたが、二人が「瑞幸の磯ラーメンが食べたい!」との事だったので、洋食編はひとまず置いといて、牡鹿半島の瑞幸に向かいました。


1423826618542.jpg
『瑞幸』
ここは前回の『トモ食い』でも来店しています。鯨料理をはじめ、新鮮な魚介を使ったメニューが豊富なのですが、やはり瑞幸に来ると

DSC_7635.jpg
磯ラーメンを頼んでしまいます。
新鮮な魚介や海藻、出汁の効いた透き通ったスープ、シコシコ麺。バランスの取れた磯ラーメンは、3人を無言で食べさせてしまうほどのウマさであります。
一気に完食!


お店を出るシゲさんの雄々しい後ろ姿を見て、「今日も僕と同じ量を食べるんだろうなぁ」と思い、
石倉さんの満腹感が出ちゃってる後ろ姿を見て、「今日はもうごちそうさまなんだろうなぁ」と思う。


駐車場から出る時
DSC_7638.jpg

DSC_7639.jpg
牡鹿半島の仔鹿が現れ、「気を付けて行ってらっしゃい」と見送られたのでした。






23 : 29 : 23 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

第14回『トモ食い』洋食編その3

本日2回目のランチはこちら!

10974297_724009454383951_564472545582464905_o.jpg
『くさかんむりcafe』。
野菜中心の和洋折衷料理を味わえるcafe。大沼製菓さんと目と鼻の先で、車なら車内でまんじゅうを食べ終わる前に着いちゃう距離です。


DSC_7553.jpg
入口には立派な門が建っています。

10845751_724009707717259_5594874482798920447_o.jpg
門をくぐり奥へ進むと、古民家を改装したお店が現れます。


10835399_724009721050591_2067956770878403015_o.jpg
テーブルやイス、装飾品などに店主のこだわりが感じられる店内は、いたるところに植物が息をしていて、なんともオシャレで、そして心癒される空間。

10966680_724009807717249_332967574_n.jpg
真菜美さん曰く、完全にこの空間に浮いている3人であります。

こちらでは
10965405_724009791050584_882804278_n.jpg
彩鮮やかなランチプレートをいただきました。間違いなく身体に良い!しかし、野菜中心の料理とはいえ、結構なボリュームなわけです。それを


10959292_724009564383940_8177343496338434137_o.jpg
シゲさんも僕と同じメニューいくのです。ヒレカツ定食・きなこパン・まんじゅうといってのランチプレート。48歳が食べる量じゃないと思うんですが・・・。


ちなみに46歳の「負けっプリンス」は
10830565_724009561050607_5348684539109469036_o.jpg
キャロットケーキ。




こちらの店主のすずきらんさんは、桃生町出身の方で、震災前は仙台で雑貨屋を営んでいたそうですが、震災後、ビルの耐震に問題が出てしまい、閉店を余儀なくされたそうです。そこで、もともと将来の夢として考えていた「森の中の食べ物屋さん」を開こうと、地元桃生町に戻り、子供の頃から知っていて繋がりもあったというこの古民家を改装してcafeをオープンしたそうです。


入口の門に取り付けられた看板に書かれた「くさかんむり」。
DSC_7552-1.jpg
震災の年、らんさんのじいちゃんがお亡くなりになったそうです。その後、子供の頃じいちゃんに買ってもらって使っていた習字の筆が、じいちゃんの部屋に飾られていることに気付き、店の看板を作る時、その筆を使って、ばーちゃんに、『くさかんむり』と書いてもらったそうです。ばーちゃんはよく見えない目で、なんとか書かれました。筆を介したじーとばーの共同作業で作られた看板は、お店に足を運ぶ人たちに一番最初にご挨拶をしているのです。そしてきっと、この看板は孫にお店を作る勇気を与えたのだと思います。




ランチプレートを美味しくいただき、まだ胃袋にスペースがあったので、もう1軒行く事にしました。
車で25分ほど走り、須江しらさぎ台へ。

DSC_7563.jpg
『丘の上のレストラン ショコレア』


シェフの伏見さんは、旧北上川沿いにあった石巻リバーサイドホテルで料理長として腕をふるっていたそうですが、須江しらさぎ台にご自分のお店をオープンする事になり、震災の10日前に建設工事が始まりました。そして発災し、工事が遅れる、いや、それどころじゃない状況になってしまいました。それでも少しずつ準備を進め、2011年8月にお店をオープンされたそうです。オープン後は、お客さんが来てくれるのか、不安だったそうですが、馴染みのお客さんをはじめ、沢山の方が足を運んでくださったそうです。

「気取らずに気軽に立ち寄ることができる、アットホームなレストラン」を目指しているそうで、店内も白と茶色を基調に落ち着いた雰囲気の居心地の良い空間です。



さて、さきほどの『くさかんむりcafe』でデザートを挟み、きっとお腹がすいたであろう石倉さんは、ここではパスタを注文するのかと思いきや
10967054_724010357717194_589764782_n.jpg
野菜スープ頼んでた。
海老フライ定食食べて、デザート食べて、野菜スープ飲んで・・・もはや、普通のお食事です。「普通っプリンス」です。
いやいや、普通にお食事をする事は全然有りなのですが、「食べっプリンス」としてはやはり少々物足りなくて。

なので、僕はグラタンを。その中でも特に気になったのが
10962087_724010367717193_1002358601_n.jpg
「宮城県産カキとベーコンのグラタン」
プリップリのカキが7~8個も入ってる。

10729081_724010374383859_1182714467_n.jpg
ホワイトソース、そしてとろ~りチーズと絡まるカキが最高にウマいんです!

もちろん
10872209_724010371050526_1277033614_n.jpg
シゲさんも注文。完全に満腹中枢がおかしくなっています。


二人でキレイに完食。ごちそうさまでした。



ここで今日のランチは終了。
真菜美さん誘導の元、桃生町~須江しらさぎ台と、回りました。

石巻の内陸です。

真菜美さんがおっしゃっていました。
「桃生とか、登米とか、河南とか、内陸のひとたちと話してるとさ、ふと本音が垣間見れる瞬間が必ずあって。
確かに津波は来なかった。でも、本来だったら、物凄く報道されて、物凄く支援されてもおかしくない【大地震】の被害にあってんだよね。だから、ほんとは凄く大変だったし、辛かったんだよ。生活だって、なかなか元に戻らなかったし。
でも、津波かぶったひとたちにくらべたら…って呑み込んで、内陸の自分たちが沿岸部支えなきゃって、手を尽くしたひとたちがいっぱいいるんだよね、きっと。私は一部のひとたちしか知らないけどさ、その向こう側に、もっとたくさんの縁の下の力持ちたちが、この田園風景の中に隠れてるんだろうな、って思ってるよ。」



石巻の魅力を知ると同時に、あの頃の石巻を知る。
また来た時は、もっと地元の人と話が出来ればなと思います。



04 : 31 : 19 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

第14回『トモ食い』洋食編その2

桃生町の泰平で1回目のランチを終えた我々は、すぐ近くにあったパン屋さんに連れて行ってもらいました。


10974508_724008684384028_268796352374159543_o.jpg
『高正ベーカリー』

10926773_724008547717375_7892236223851655831_o.jpg
大人気のきなこパンを購入。

DSC_7587.jpg
ふわふわのコッペパンに風味豊かなきなこをまぶしたシンプルなパンです。食べた事無いのに、どこか懐かしさを感じるパンなんです。
僕らが購入した直後、一人の女性が来店されて迷わず残りのきなこパンを全部買って行きました。人気の高さがうかがえます。

10842319_724008571050706_2919942176328689240_o.jpg
さっそく店先で、ご迷惑にならないよう、いただきます!
僕とシゲさんが豪快に食べている後ろで、すでに腹いっぱいの石倉さんは、まだ袋すら開けていません。

10965913_724008757717354_1634087114_n.jpg
石倉さんは、「さっき巨大とんかつ食ったばっかりじゃん!なんで食えるんだよ!」と言わんばかりの表情。それでも、一口食べると、「うまいうまい!」の連呼でした。


後日、真菜美さんがご近所に住む方々に高正ベーカリーのきなこパンについてお話を聞いてくれました。
ここのきなこパンは、学校の給食で出ていて、40代の方たちにはとても馴染み深く、今でも無性に食べたくなるそうです。
他にも、学生時代、部活で遅くなると友人のご両親がきなこパンを箱で差し入れしてくれた、という方もいらっしゃいました。辺りが暗くなった体育館や校庭で、汗をかいた学生がみんなできなこパンを食べている画を想像するとなんだか心が温かくなります。

高正ベーカリーさんは今でも学校給食に関わっていらっしゃるみたいですが、きなこパンは出されていないそうです。もしかしたら、さきほどの女性は、「私の思い出の味」を子供たち、あるいは、ご両親など家族できなこパンを楽しんでいるのかもしれませんね。きっと、そういう方が多い町なのだと思います。高正ベーカリーさんのきなこパンは本当に地元に愛されるパンなのです。





その後、もう一軒スイーツを。

10914760_724009014383995_2202764351916417291_o.jpg
同じく桃生町の『大沼製菓』。

大沼製菓さんは、震災直後、道も通れなければ、食料が手に入らない初動に、店にあったお菓子を沿岸部に運び、みんなはそれに助けられたそうです。雄勝の避難所では、震災後最初に口にした甘いものが大沼製菓さんの大福で、1個の大福を2人で分けて食べあったそうです。

DSC_7550.jpg


2011年10月に行われた『おらほの復興市』をサポートをしていた真菜美さんは、「女川に縁のある商品を並べたい」と大沼製菓さんに話し、協力してくださる事になったそうです。その時に並べられた商品が、女川高校の生徒と大沼製菓さんとのコラボで作られた『たまげ大福だっちゃ』
10984848_724009117717318_2098786797_n.jpg
おらほの復興市では、当時の女川高校の生徒会長さんも売り子としてきてくれたそうです。





10661876_724008924384004_4484982791968482613_o.jpg

DSC_7549.jpg
チーズまんじゅうや、きびだんごなどいくつか購入し、車の中でいただきました!
お店の方とゆっくりお話出来なかったのですが、また行った時にお話聞かせてもらえたらと思います。




甘いモノを食べて再び食欲が湧いてきたので、本日2回目のランチに向かったのでした。



17 : 30 : 06 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

第14回『トモ食い』洋食編その1

石巻の美味しいモノを食べ歩き、発信していく『トモ食い』。
昨年、アートディレクターの吉澤さんに協力してもらい、【石巻ウマイモノマップ】を作りました。

0ウマイモノマップ


石巻といえば、やはり新鮮な魚介です。生で、焼きで、煮て、蒸してなどなど、豊富な魚介をふんだんに使った料理が多いです。ですが、その他にも普段からなじみのある家庭的な料理を提供しているお店や、昔ながらのあたたかな雰囲気の洋食店なども多く、食の文化が充実している町なのです。
そんなわけで、2015年、初めての石巻訪問は、そんなウマイモノにスポットを当てた、【ウマイモノマップ第2弾~洋食マップ~】を作る事にしました。

以前から、お世話になっている海苔漁師の相澤さん、中井さん、阿部さんとお食事しましょう!という計画が浮上していたので、同じ時期にウマップを作ろう!と、シゲさん、石倉さんを誘い、また、今回は石巻在住の中村真菜美さんにお店を教えてもらい、同行してもらいました。



DSC_7513.jpg
サプリメントを持参して、いざ出発!

DSC_7524.jpg
さすが真菜美さん。石巻の洋食店を調べてリストを作ってくれました!
石倉さんは、「実は今日、すごい楽しみにしてきたんだ~」と笑顔で運転をしています。



まず向かったのは

DSC_7526.jpg

DSC_7525.jpg
桃生町にあります『とんかつ泰平』。

DSC_7533.jpg
店内はカウンターのみになっております。

10968184_724008264384070_2054470418_n.jpg
ここの名物は、とんかつだそうで、なんと巨大らしいのです。
いやいや、とはいっても、わたくし『食べップリンス』という称号をいただいておりますから、そう簡単には驚きません。

そして登場したのが
1781121_724008211050742_7745534715212331979_o.jpg
で、で、でかい!
DSC_7539.jpg
厚みだってこんなにあるんです!すごい!

泰平さんのとんかつ、震災前はここまで大きくなかったそうです。震災後、まだ食料がきちんと行き届かなかった時に、「腹いっぱい食べてもらいたい」という想いから、とんかつを大きくしてご提供されていたそうです。それからしばらくして、元の大きさに戻そうとしたら、この巨大とんかつを求め沢山のお客さんが来店するようになり、引っ込みつかなくなってしまい、今もこの大きさでやっていて、名物になっているそうです。いや、でも、引っ込みがつかなくなったとはいえ、今でも同じ価格で提供するというのは、やはり「腹いっぱい食べてもらいたい」という想いが今もあるからなのだと思うんです。



とんかつ以外にも、ひれかつや海老フライも
10534916_724008157717414_3144463374421037839_o.jpg
この大きさ!

DSC_7534.jpg
朝から楽しみにしていたという石倉さんは、満面の笑みで「おいしい!」と食べ始めました。

この顔、覚えておいてください。







食べ始めて数分。
いつものように、僕は食べている所を自撮りしたんです。
DSC_7540.jpg
自撮りは少々失敗しましたが、後ろに

unnamed.jpg
すでに苦しそうな顔が写り込んでいました。

だんだん言葉が少なくなっていく石倉さん。僕らが完食し、しばらくして
DSC_7541.jpg

DSC_7542.jpg
やっと完食。


いただきますの顔
DSC_7534.jpg

ごちそうさまの顔
DSC_7542.jpg
普段小食の石倉さんにはボリュームがあったみたいです。
「負けっプリンス」です。


泰平さんでとんかつを美味しくいただき、次のお店へと向かいました。

「負けっプリンス」は大丈夫だろうか・・・。




18 : 27 : 02 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |

プロフィール

ishinomakitime

Author:ishinomakitime
(左)福島カツシゲ
(中)田口智也
(右)石倉良信

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

福島カツシゲ (264)
石倉良信 (23)
田口智也 (212)
斉藤直樹 (10)
STAFF (2)
未分類 (17)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。