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千葉県鋸南町へ行ってきました。

田口です。

おとといから千葉県鋸南町へ行き、2日間、活動をさせてもらいました。

先日行われた「イシノマキにいた時間」呉公演公開ゲネプロのスタッフとして、鋸南町でボランティア活動中の方々が、なんと呉まで来てくれていました。シゲさんはもちろん、石倉さんも鋸南町へ行っていたので、来てくれたみなさんとは知り合いでしたが、僕は呉で初めましてでした。

みんなでご飯を食べている時に、僕も鋸南町行ってもいいですか?と伝えると、快く受け入れてくださり、僕が東京に帰ってからも、僕が行ける段取りなど鋸南町で行ってくださっていました。




朝、新宿からバスに乗り鋸南町へ。1時間20分ほどで最寄りのバス停留所のハイウェイオアシス富楽里に到着し、お迎えに来ていただいて、そのまま活動場所まで送ってもらいました。

呉に来てくれたボランティアのみなさんとは4日ぶりの再会で、初めましての方も数名いらっしゃいました。地元の方や川崎から来られた方たちでした。ご挨拶をして活動開始です。

(ここから現地の状況や活動風景を撮って伝え・・・たかったのですが、活動をしながらさらに屋根に人が登っての活動となる場所で、僕自身余裕が無く、ちょっと手の空いた瞬間に撮った写真ばかりですが、ご了承ください)




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今日は、一度ブルーシートで雨漏りを防いだ屋根が、強風やブルーシートの劣化により再び雨漏りをしてしまったお宅の屋根の補修です。

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みなさんは安全第一で、屋根に登り状況を見て活動を始めます。僕から見たらいとも簡単に登って活動しているように見えますが、後で聞いたら、屋根上での活動は鋸南町に来て初めてやったという人が多かったです。屋根工事の経験があるボランティアの上野祥法(よしのり)さんにしっかりご指導してもらい、みなさん屋根上での活動ができるようになったようです。

僕はというと、下で土嚢を運んだり、材を上の人に渡したり、ブルーシートを切ったり畳んだり広げたり、けっこう大忙しでした。普段は主に屋根下で活動されているミホさんにご指導いただきながら、屋根上からの要望に応えられるように動いていましたが、しばらくするとミホさんまで屋根に登り始めました。

いや、下、僕、一人なんですけど。

すると上から「すみません、げんのうくださーい」の要望が。

げんのう・・・げ、げんのう?

あたふたしてますと、ミホさんから「かなづちです!」と。

またひとつ勉強になりました。





お昼は海でお弁当。

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南総のソウルフード、イカ&チャーシュー弁当。海を望みながらみんなで食べるご飯はまた格別です。




昼食後、今回の活動場所のリーダー勇太さんから「ぐっち〜、屋根登りましょう!」と。
「えっ?しょ、初日ですけど」
「大丈夫!」
「はい。。。」

安全ブーツから地下足袋へと履き替えると

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一気に鳶感が出ます。



そして、屋根に登る上で重要なハーネスと呼ばれる腰と太ももに身につけ安全ロープを取り付ける装備品がありますが

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3人がかりで
「MAX?これでMAX?」
「ぐっち〜以外と足細いよ」
「腰の方は?」
「太ももの方は大丈夫」
「腰んとこ腰んとこ」

命を守ってくれる装備品ですから、しっかり固定しなければいけませんし入らなかったら登れません。

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無事装備することができまして、安全ロープも取り付けられました。いよいよ屋根に登ります。




一歩一歩丁寧に登り屋根上へ。

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人生初の屋根上で足が震えました。

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下から運ばれた土嚢を定位置に置いて、ブルーシートが飛ばないようにします。体勢も思い通りに行かず踏ん張りも効かないので腕や肩の力のみで重しとなる土嚢を運ぶのは、初心者の僕にはなかなか大変でした。他の人はほいほいやっておりました。さすがです。

屋根から降りて、終盤は再び土嚢やガラを運んだり、ハシゴを抑えたり。下の活動もまた、大変で重要な任務だと肌で感じました。この日の活動は終了。1日では終えることができなかったので、翌日に持ち越しです。ご丁寧に頭を下げて「ありがとうございました」とおっしゃってくれたお母さんに、「また明日来ます」と伝え、拠点に戻りました。






翌日。快晴。

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この日は前日に補修した屋根の仕上げです。

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みなさんは屋根に登り、僕は下でやれることをやりました。午前中でこちらのお宅でできる補修は終わりました。前日同様何度も頭を下げるお母さん。僕らが車に乗り込むまでずっとその場でお見送りしてくださいました。





お昼を食べた後、大黒山展望台に連れて行ってもらいました。

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風もなく穏やかな天候の中、鋸南町を一望できるここからの風景。屋根がブルーシートのままの家がまだたくさんあり、台風の強さと怖さ、ここに住む町民の方々の苦しみを改めて思い知らされる時間でした。

一方、同行してくれたみやこさんはここからの風景を見て「ブルーシート減ってる!うれしい!」と心から喜んでいました。発災後から鋸南町で活動を続けてこられたみやこさんにとっては、ずっと見てきたこの風景の今を見て未来が見えた時間だったのではないかと思います。




展望台を降りて、2軒目の活動場所へ。ここで広島から小玉さん合流。佇まいが頼もしい。

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こちらのお宅も以前敷いたブルーシートが剥がれ、土嚢袋も破れてしまい、雨漏りが激しく、部屋の中にもブルーシートをして生活をされているそうです。小さなお子さんもいらっしゃっるお宅で、環境面衛生面も心配されます。ブルーシートと破損した瓦を外し、この日は雨漏りした箇所をこのままにして乾燥させて翌日補修することになりました。小玉さんのわかりやすい説明と喋り方、佇まいに、愛と信頼を感じます。住人の方も小玉さんの「明日、雨漏りしないように張りますけぇ」の言葉に安心されていたご様子でした。




この日の活動は終了。僕のバスの時間までまだあったので、ご飯に連れてってくれました。

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地元のコロッケ屋、「3103コロッケ」さん。シゲさんがブログでも紹介しておりましたもので、実は今回の活動中さりげな〜く「コロッケ食べたいなぁ〜」とおねだりしておりました。やっぱり、その土地のことを知るにはその土地の食べ物を食べないわけにはいきません。



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このお店ではカレーも提供しておりましたので、カレーセットをいただきました。コロッケもうまい、カレーもうまい、海沿いのロケーションも良い。そして、共に活動させていただいたみなさんと一緒にご飯を食べれるという時間がたまりませんでした。



最後は小玉さんオススメのスポット。

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夕日と松と海と富士。夕日が沈むのをゆっくり眺めました。




たった二日間だけの活動でした。一緒に活動させてくれたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

東京に帰った翌日、腕と背中と太ももが筋肉痛になりました。筋肉痛は2日で治ります。でも、壊れ傷ついた家はすぐには直りません。直したくても直すことのできない事情もあります。屋根の上から見た風景、大黒山展望台から見た風景、車の助手席から見た風景もあります。まだ頭から離れません。なんとかもう一度鋸南町に行けないか、今、模索中です。




田口智也




14 : 57 : 49 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

広島呉公演公開ゲネプロ

「イシノマキにいた時間」広島呉公演が延期と決定したのは、本番3/1の2日前の2/28でした。それまで悩みに悩んで、一度は開催を決めましたが、最終的に"延期"という苦渋の決断をしました。

昨年12月の公演決定から3ヶ月という短い準備期間の中で、コミサポひろしまの小玉さんや後輩の土井さんはじめ、宣伝してくださった広島のみなさん、今回の公演でスタッフとして関わってくれて広島と東京で連携して活動してくださった方々。多くの方々に支えられて公演の準備をしてまいりました。

延期という形になりましたが、この公演に関わってくださった方々はこの逆境を跳ね返すパワーを持っています。振替公演に向け、また一丸となって突き進んでいきたいと思います。

実は
小玉さんはじめ、関わってくださった多くのスタッフのみなさんは「イシノマキにいた時間」をまだ観ていなかったのです。「笑って、泣ける、、、らしい、から観に来て!」と、まだ観たことのない作品を信じて、宣伝活動してくださっていました。

なら観てもらわなければ!

そこで今回、「公開ゲネプロ(本番同様に舞台上で行う通し稽古)」という形でスタッフさんにこの作品を観てもらうことにしました。観ていただいたのちに改めて振替公演を行う際、ご自身の思いを込めて声をかけてもらえれば、その思いが伝わるのではないかと。

という訳で、延期を決めた2/28もいつも通り稽古をして、翌29日、広島へと向かいました。




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広島空港到着。


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会場の新日本造機ホール到着。

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北海道から強力助っ人太田工場長と、音響の淳さんも駆けつけてくれました。


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そして、公開ゲネ開始。



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入場されたスタッフ関係者の方々にはマスク、アルコール消毒を徹底してもらい、できる限りのコロナ対策をしてもらいました。マスクによって(それもなかなか強力なマスク)観劇中も息苦しさや不安など拭えない環境だったと思いますが、関わってくださった多くの方々に「イシノマキにいた時間」を観てもらえて本当に良かったです。


今回チケットを買ってくださった方々にはご入場していただくことはできませんでしたが、振替公演のその時まで待っていてください。そしてお手元のチケットは大事に保管しておいてください。



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必ず行きますから。




田口智也



23 : 30 : 23 | 田口智也 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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