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いま、帰れないワケ

スリランカと女川・雄勝。




今月末には東京に戻ろうと思ってたが、2週間の予定で支援に
来てくれたスリランカの人たちが、3週間に延長してくれて、
6月2日に帰国する。


そうなったら2日まで石巻に居ないとでしょ?と、考えてたら
2日~5日まで、またまた復興部が2人とモミ隊が1人来る。


そんなワケで



   帰京が、また延びた



実は、原チャリはレンタルバイクで1ヶ月の契約をしてきた。
後ろにボックス付きの原チャリをレンタルする場合、たいてい
配達系の仕事らしく、契約時に聞かれた。


   店員「だいたいどの辺で運転されます?」

   オレ「ほぼ石巻です」

   店員「はい、石巻で。えッ、石巻!?」


って、2度見ならぬ、2度聞きしてた。


   店員「1ヶ月行かれるんですか?」

   オレ「いや、そんなに行きませんけど、1週間
      借りるより安いんですよね?」

   店員「そうですね。キャンペーン中なので」

   オレ「ちなみに1週間で返却も出来ますよね?」

   店員「ええ、大丈夫ですよ」

   オレ「たぶん、それぐらいに返却します」


もうすぐ、1ヶ月だ。よかった、1ヶ月借りておいて。いや
1週間しか借りてなかったら、1週間で帰って来てたのか!
どっちがよかったんだろう?



そんなワケで、スリランカの人たちがキッカケで、どんどん
延びてきたのと、もうひとつの理由は、女川と雄勝に行った
からかもしれない。


この頃、非日常だった町の風景が、日常になってきたように
感じてた。積み上げられた家財道具や土嚢の山を見て、驚く
というよりは、コレをどう撤去しようか考える毎日だったり
してたが、女川は違ってた。


ボランティアが入って泥を出すというレベルではなかった。
もしかしたら、泥自体がなかったかもしれない。引き波で
泥も全て、海へ連れて行ったような光景だった。


かろうじて、自衛隊の人たちが道を作り、町を掃除してた。
それは復興にも遠く、ただ、掃除をしてたように思えたし、
なにより



   町が静かだった



田舎の静かさではなく、人がいない静かさ。重機の音だけが
町に響いてた。




今は静かな、この海から波が襲ってきた。

女川1



女川の港にある建物は、無事なように見えるものも、倒れてない
というだけだった。

女川2


女川3


この写真を撮ってる場所まで津波が来た。その高さは

女川8

 この上にある病院の1階まで水が来た




信じられないかもしれないが、事実です。



女川5

  この高さに車が流されて来てる




そして、左に見える建物は、海からの波で

女川6


完全に横に倒れてる

女川7

  左の下には建物の土台が付いてる



根こそぎだった。



駅もなくなってた。歌にある「どこまでも続いてる」ハズの線路は
どこにも続いてなかった。

女川9


女川10


女川11


女川12



悲惨とか、言葉が出ないとか、そんな言葉すら出ない女川の町は
丘の上から見たら、まだ、ほんの少しだけ残ってたように見えた。

女川13







雄勝は消えてた。

雄勝2


雄勝3


雄勝1


雄勝4




音が聞こえなかった。音が欲しいと感じた。
12 : 07 : 06 | 福島カツシゲ | トラックバック(0) | コメント(11) | page top↑
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コメント
雄勝なんですね
私も29日に雄勝に行く予定でしたが(友達が今度石巻のボラセンの整体チームと美容チームを連れて雄勝に行くプロジェクトの打ち合わせに同行)、あの雨で東松島の宮戸島に変更。手前の野蒜に電柱が立ってきて電気はもうすぐみたいだけど、水とガスはまだまだ。ちょうど給水車が来てました。壊れてしまった建物の撤去は、浜や入り江のあたりはまだまだ手付かずです。カツシゲさん、無事に戻ってくださいね。
by: さっちゃん * 2011/06/01 00:21 * URL [ 編集] | page top↑
お疲れ様です。
しげちゃん、ご苦労様です。実は、ボクの友人の消息がまだわかりません。連絡を取る方法がないのです。いずれ、僕も石巻に行くつもりです。
by: 神谷明 * 2011/05/31 18:08 * URL [ 編集] | page top↑
音が欲しいと感じた。
・・・そうなんだね(悲)。
by: Rei♪ * 2011/05/31 02:35 * URL [ 編集] | page top↑
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by: * 2011/05/31 01:22 * [ 編集] | page top↑
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by: * 2011/05/30 23:40 * [ 編集] | page top↑
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by: * 2011/05/30 22:48 * [ 編集] | page top↑
鼓動
まるで戦場のようですね。
同じ日本とは思えないけれど、これが現実なんですね。
「音が無い」「音が欲しい」同感です。
ここから人間の鼓動が聞こえるようになるのは何年後なのでしょうか?
by: 干物 * 2011/05/30 22:47 * URL [ 編集] | page top↑
私も震災後2回宮城に行きました。祖母の家も津波で半壊滅でした。小さい時によく行ってた松島海岸。大好きだった場所…
自然って美しくもあり猛威でもありますね
by: まお * 2011/05/30 22:22 * URL [ 編集] | page top↑
涙・涙・・・
涙なくしては読めませんでした・・・。
自然の猛威とは残酷ですね・・・。
カツシゲさん応援してます。
by: makosakura * 2011/05/30 18:58 * URL [ 編集] | page top↑
涙が…
カツシゲ先生が淡々と書かれた文章が、現実の厳しさを物語っていて、つーっと涙が流れます…
私はチマチマ募金しか出来ないので、カツシゲ先生を応援させて下さい
カツシゲ先生は関西人の誇りです!
by: まりママ * 2011/05/30 17:11 * URL [ 編集] | page top↑
涙無くには、見れない映像です。
総理に、見ていただきたいです。
by: 砂 * 2011/05/30 15:06 * URL [ 編集] | page top↑

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